単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

とんかつ専門店の拘りには敵わない♬ 豚ヘレ肉のカツ

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ここ最近、延々と「とんかつ」のブログを書き続けている。
「和食」か「洋食」か 問題を解決したかと思ったら、新たに「ロース」か「ヘレ」か 問題が勃発!

「ヘレ」は脂の少ない赤身肉だが、大腰筋(腸腰筋)にあたる部分で運動量が少なく繊維が細かいために柔らかい肉質で人気の部位だ。
私的な趣味ではあるが、とんかつで一番好きな部位は、甘い脂が魅力の「肩ロース」と言ってきた。「ヘレ」も確かに柔らかくて美味しいが、1頭の豚から採れる量はロースに比べて極めて少ない希少部位で、お値段も少々高め。

今日は普段あまり作らない、ヘレかつを作ってみる。

その前に、問題が勃発しないように断りを入れておく。もうお気づきの方もいるかもしれないが、「ヘレ」か?「ヒレ」?

関西圏ではなぜか「ヘレ」と言う。それ以外は大体「ヒレ」って言うんじゃないかな?
関西圏の「ヘレ」は、「ヒレ」が訛ったものと言われるが。。。

本来の正しい発音は「フィレ」だが、「フィルム」を「ふいるむ」と発音する日本人は「フィ」と発音しにくい。だから「ヒレ」と発音したらしい。
関西人はさらに、「イ」よりも「エ」を好む。
しない⇒せ(エ)へん
できない⇒でけ(エ)へん

 

ということで、レシピです。

 

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調理時間:約30分
材料費 :400円前後

材 料 (1人分)
 豚へレ塊肉           150g
 S&B塩こしょう         少々
 水               大さじ1/2
 薄力粉             大さじ1/2
 マヨネーズ           小さじ1
 パン粉             適量
 サラダ油(揚げ油)       適量
 キャベツの千切り        100g
 グリーンリーフ(ちぎっておく) 葉1枚
 トマト(1/8くし切り)       1個
 キュウリ(3mm厚 斜め切り)    2枚
 レモン(1/8 くし切り)      1個
 ポテトサラダ          適量
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  ~とんかつ用ソース~
 粒マスタード          小さじ1
 ケチャップ           小さじ2
 ウスターソース         大さじ2

作り方

1

写真をのせる

キャベツを千切りにして30秒ほど冷水にさらし、ざるに揚げて水を切っておく。
トマト、キュウリ、レモンを材料欄の通りに切っておく。

 

2

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筋があれば取り除く。

 

3

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全面にS&B塩こしょうを振って、分量外の薄力粉も薄く塗し付けておく。

 

4

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水、薄力粉、マヨネーズをよく溶いて、バッター液を作る。

 

5

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バッター液に豚肉を潜らせてからパン粉をつける。
パン粉はバットでなくボウルを使う方がつけやすい。
フライパンで炒飯を煽るようなイメージでひっくり返す。

 

6

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ラップにで包んで、揚げ上りの姿をイメージして形を整える。

 

7

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フライパンに2cm深さにサラダ油を注ぎ、170℃に熱したら豚肉を投入して揚げる。油の温度が変わらないように火加減しながらきつね色になるまで8分ほどかけてゆっくり揚げたら、油切りに取り出して5分そのまま放置。

 

8

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ボウルでソースの材料を全て混ぜ合わせ、小皿に移しておく。

 

9

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 キャベツ、グリーンリーフ、ポテトサラダ、キュウリ、トマト、レモンを皿に盛り付け、ひと口大に切ったとんかつを並べれば出来上がり。

 

あとがき

ヘレカツはやっぱり柔らかくて美味しい。しかしながら、私的な意見を言わせてもらうと、とんかつを食べた時の満足感が得られない。
多分、専門店のように揚げ油をラードに替えるといいんだろうなと思う。

結論、とんかつ専門店では、ヘレカツを食べてみよう!