ご当地グルメ☆地域の特色?駒ヶ根市式ソースかつ丼♬
私の好みは、オーソドックスな卵とじのかつ丼だ。「オーソドックス」という言葉を用いるところが烏滸がましいとも言えるのだが、歴史を紐解くと、日本国の最初のかつ丼は大正時代に遡る。遅くとも1913年に開催された「東京料理発表会」で、ソースカツ丼が発表された史実がある。つまり、卵とじのかつ丼の発祥と言われる1921年大阪説よりも前なのだ。
ソースかつ丼の発祥については諸説あるが、福井市に本店を置く「ヨーロッパ軒」発祥説が有力だ。ほかにも福島県会津、群馬県桐生、長野県駒ケ根にも発祥を叫ぶ街がある。
各地で、キャベツの有り無し、カツの厚さ、ソースに拘りがある。
その一つ、千切りキャベツの上に、ソースの染みた分厚いカツが載る、駒ケ根のソースかつ丼といえば「明治亭」が有名だが、喫茶ガロで食べたソースかつ丼が美味しかったのを思い出した。
素敵な女性で素敵な料理ブロガーのlittleさんの
このブログを見て。。。
ということでレシピです。
調理時間:約15分
材料費 :100円前後
材 料 (1人分)
とんかつ 180g
サラダ油(揚げ油) 適量
☆とんかつソース 大さじ2
☆ウスターソース 大さじ2
☆ケチャップ 大さじ2
☆みりん 小さじ2
☆中ざら糖 小さじ2
☆酒 小さじ2
☆淡口醤油 小さじ1
温かいご飯 1合
千切りキャベツ 80gくらい
作り方
1
キャベツは千切りにして水に放ち、30秒ほどでザルに揚げて水気を切っておく。
2
今回使用した「とんかつ」は、別の料理で余ったバッター液でパン粉付けして作り置きしていたものです。
ガロのソースかつ丼用に、豚ヒレ塊肉をそぎ切りにして、大きめのカツ用に切り出したお肉です。
3
パン粉付けのコツは、
をご参考に!
4
揚げ油を170℃に熱し、とんかつをカリッと揚げる。
今回はサラダ油です。
5
揚がったとんかつは3分間は油切りしておく。
その間に小鍋に☆の調味料をすべて投入して弱火にかけて少し煮詰める。
6
丼にご飯を盛り、キャベツを載せる。
とんかつを煮詰めたソースに潜らせ、たっぷりソースを浸み込ませてからキャベツの上に盛り付けたら出来上がり。
7
中央アルプスの玄関口、駒ケ根の名産品のロースかつ丼。
駒ケ岳をイメージして山のように盛り付けてね(*^^)v
あとがき
美味しさのコツは、
①揚げ油の1/2以上は新しい油を使う。
②揚げる途中、油の温度を170℃に維持する。
③揚げ時間の目安は最初3分、裏返して3分。
④3分は、油切りして休ませ、余熱で火を通す。
⑤熱々ソースに絡めると、たっぷり浸み込ませても重たくなりません。
駒ケ根ソースかつ丼会(駒ケ根商工商工会議所)公式規定でもソースは温めておかないとダメみたいです。