料理の基本・裏技・豆知識☆オクラの下処理と冷凍保存
夏野菜に分類されるオクラだが、1年中、市場に出回っている。国産は鹿児島や高知など温暖な地域だが、流通量の多くは輸入品であるから当然と言えば当然だ。
断面の星形も縦に割った切り口も料理の飾りとして重宝するし、独特のネバネバも健康食として広く知られている。
それでも日持ちの悪いのは変わらず。購入したら毎回冷凍して、小出しにして使っている。一人暮らしなのに、近所のスーパーでは2パック纏め売りしたりするもんで。。。
オクラの生産量は、インドとアフリカのナイジェリアだけで世界の80%を占める。
アフリカ北東部が原産の「オクラ」実は寒さ、乾燥に弱く、温度7~10度、湿度90~95%が最適。冷蔵庫保存は不向き。むしろ冷凍保存がおすすめだ。
ということでレシピです。
調理時間:約10分
材料費 :100円前後
材 料 (1人分)
オクラ 1袋
塩(板ずり用) 小さじ1
作り方
1
下処理1(板ずり)
通常、まな板を使いますが、オクラの入ったネットの上から全体に塩を塗し、拝み手で擦り合わせて、オクラの表面の産毛を取る。
サッと流水で洗っておく。
2
下処理2
ヘタ部分のガクの固いところを包丁で削り取る。落とし過ぎると穴が開き、茹でた時に水が入いって水っぽくなるので注意!
3
生まま冷凍保存
水気をふき取り、冷凍用密封保存袋に重ならないように入れ、空気を抜く。
小口切りや乱切りなど用途に合わせてカットして冷凍保存することもできます。
4
下茹で冷凍
熱湯に10〜15秒程度潜らせ、ざるでおか揚げする。
粗熱をとり、水気をふき取り、冷凍用密封保存袋に重ならないように入れ、空気を抜く。
カットして冷凍保存もできます。
冷凍保存したオクラは、3~4週間を目処に使い切ってください。
解凍せずにそのまま調理します。
冷蔵庫から出せば、2~3分の自然解凍で包丁で切れるくらいになります。
6
オクラ2本ほどを小口に切って鰹の削り節を振り、出汁醤油をかければ「オクラのおかか和え」の出来上がり。
あとがき
茹で過ぎは、食感が悪くなる。
茹で揚げたオクラは、水にさらさない。
早く冷ましたい時は、おか揚げしたオクラをうちわで扇ぐ。
おまけ
今日の朝食
焼塩鮭、ほうれん草とベーコンの巣篭りエッグ、厚揚げと水菜のすまし汁、オクラのおかか和え