料理の基本・裏技・豆知識☆牛すじの下処理と冷凍保存
関西人にとってお肉と言えば「牛肉」。中でも「ホルモン」と「牛すじ」は大阪人のソウルフードだ。面倒な「牛すじ」の下処理が、電気圧力鍋でほったらかし調理で、時短!簡単!
茹で汁もおでん出汁やカレーに使える。
今回は、「植野食堂」のレシピ、第25弾『水口食堂』の「肉豆腐」のために下処理しておく。
ということで、レシピです。
調理時間:約2時間
材料費 :600円前後
材 料 (3人分)
牛すじ肉 350g
水(茹でこぼし用) 適量
長ネギの青いとこ 5cm
生姜(皮つき薄切り) 4枚
水(下茹で用) 800ml
作り方
1
牛すじを鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れ、水から茹でて、沸騰したらザルに空けてお湯を捨て茹でこぼす。
2
ザルに揚げたすじ肉を流水でよく洗う。1~2度茹でこぼしを繰り返す。
アクが出なくなるまで繰り返せば完璧!!
3
すじ肉を電気圧力鍋に入れて、再びかぶるくらい水と長ネギの青いとこ、生姜を入れて加圧10分でスイッチON!
圧が下がるまで放置。
4
茹で汁と肉に分け、それぞれ冷凍保存袋などで保管する。
茹で汁は細かい網やキッチンペーパーで濾してから冷凍した方がいいが、丁寧に下処理すれば漉さなくても透き通ったスープが取れる。
すじ肉はスープと一緒に冷凍すれば、しっとり感を保ったまま冷凍保存できる。
あとがき
関西の「牛すじ」というのはアキレス腱の部分。関東や東海地方でいう「すじ肉」とは違う。関西の煮物料理などで大活躍の「すじ肉」脂身が少ないのが特徴。
単身赴任地の関東圏では手に入らないんで、普通のすじ肉で作ってみました。
牛すじ肉は、できるだけまとめて茹でて、冷凍保存しておけばとっても便利!
出来れば茹で汁も別の袋で冷凍保存用袋に入れ、空気を抜いてから冷凍庫へIN。1~2か月は保存できます。
どて焼、おでん、すじこん煮込み、牛すじカレーなど、色々使えますよ。