今夜もお家で洋食屋気分♬ ポークカツdeディナーセット
昨日の「とんかつ」のブログで宣言した通り、今日は洋食屋さんで出てくる「とんかつ」。
定食屋さんのとんかつを「和食」とすれば、洋食屋さんの「ポークカツ」を洋食としていいだろう。ただ、洋食は西洋料理とは違う。
幕末から明治初期には、西洋人のために多くの西洋料理店が日本国内に開店し、本格的な西洋料理が供されていた。
しかし材料調達が困難な食材を代用品に置き換えたり、日本人好みの味にアレンジしたりを繰り返し、純粋に西洋料理とは言えなくなった。
和食ではない日本食が生まれた画期的な時代だった。カレーライス、ポークカツレツ、エビフライ、コロッケ等々。。。
和食ではないが、今ではもう当に日本食と言っていいのではないか。
とんかつと言えばキャベツの千切り。栄養面でも理にかなった、揚げ物とキャベツの組み合わせだ。
これは、日本のとんかつ発祥の洋食店「煉瓦亭」のスタイルから始まる。
ハートカクテルの「うだ話」でも紹介したが、老舗の洋食屋さんはその姿を消しつつある。「洋食」というカテゴリーも最近は、耳にすることも少なくなった気がする。
まことに寂しい限りである。
ということで、レシピです。
調理時間:約20分
材料費 ;300円前後
材 料 (1人分)
作り置きのとんかつ 1枚
サラダ油(揚げ油) 適量
キャベツの千切り 100g
トマト(1/8くし切り) 1個
キュウリ(3mm厚 斜め切り) 2枚
ガルニスパゲティ 20g
ベビーリーフ 少量
ポテトサラダ 適量
jet90.hatenablog.com
~デミグラスソース~
ハインツデミグラスソース 50ml
~ドレッシング~
オリーブオイル 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1
なるとの塩 一つまみ
砂糖 一つまみ
黒胡椒 少々
~オニオンコンソメスープ~
たまねぎ(薄いくし切り) 1/8個
水 300ml
バター 3g
なるとの塩 少々
キューブコンソメ 1個
パセリのみじん切り 一つまみ
作り方
1
キャベツを千切りにして30秒ほど冷水にさらし、ざるに揚げて水を切っておく。
トマト、キュウリを材料欄の通りに切っておく。
2
冷凍保存していたとんかつ。
冷蔵庫で解凍しておいたものを揚げる。
3
フライパンで170℃に熱したサラダ油に豚肉を投入して揚げる。油の温度が変わらないように火加減しながらきつね色になるまで揚げたら、油切りに取り出して3分そのまま放置。
4
ボウルにドレッシングの材料を入れ、ピーターで乳化するまでよくかき混ぜる。
5
スパゲティ20g、水、塩をパスタボイルタッパーに入れ、電子レンジ600Wで10分加熱。
フライパンでトマトケチャップ小さじ1と炒め合わせて付け合わせのガルニスパゲティを作る。
6
フライパンでデミグラスソースを暖めて皿に敷く。
7
たまねぎは出来るだけ薄く切る。
鍋にバターを中火で熱し、玉ねぎを炒める。
玉ねぎがしんなりしてきたら、水を加えて中火で煮る。
沸騰したらキューブコンソメを加えと煮立ちさせて火から下ろしす。
スープボウルに注ぎ、パセリのみじん切りを散らせば出来上がり。
8
皿にガルニスパゲティ、千切りキャベツ、ポテトサラダ、キュウリ、トマトを盛り付け、ドレッシングをかける。
デミグラスソースの上にポークカツを置く。
9
ベビーリーフをあしらい、平皿にライスを見り付け、スープを添えれば、洋食屋さんのポークカツセットの出来上がり。
あとがき
今日の「ポークカツ」洋食に見えますか?
とんかつは「和食」でもあり「洋食」でもあると思う。敢えて言うなら「日本食」「国民食」と言ってもいいんじゃない?
だって、みんな大好きでしょ?
デミグラスソースに、コンソメスープなど、コックさんの技術力にはかないませんね。
食品メーカーの企業力に頼りました。
パンではなく絶対にライス! しかも、平皿に盛り付ける。
ソースは絶対にデミグラスソース! 下に敷くと洋食っぽい。
フォークナイフで頂くから、お肉はカットしないでね!
ケチャップ炒めのスパゲティが、なんとも洋食って感じ!
明日は、街のとんかつ専門店の「とんかつ」。更に、和食に寄せて作ってみる。