単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

料理の基本・裏技・豆知識☆ラードのお湯洗い

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揚げ油にラードをお使いになるご家庭は少ないだろう。こんな豆知識が誰の役に立つんだろうかと疑問もあるが。。。

ラードは豚の背油で、お肉屋さんでタダで頂ける牛脂(ヘット)とは違う。保存方法は絶対に冷蔵、若しくは冷凍と思われがちだが、実は冷暗所であれば、サラダ油同様、常温保存できる。だが、揚げ油は何度かは繰り返して使用するので、食材の揚げカスや衣のカスはきれいに取り除いておく必要がある。

その点でラードはサラダ油よりメンテナンスしやすい。

だって、お湯で洗るから 。。。

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

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洗浄前     洗浄後

調理時間:約1日
材料費 :0円

材 料 (1回分)
 ラード        500ml
 お湯         適量
 ペットボトル(100ml)1本

 

作業方法

1

使用後、オイルポットに戻したラード(右側)
風呂のお湯くらい温度が下がれば、鍋に注ぎ入れる。

 

2

 

オイルポットにカスが残ってます。カスは下に沈むんです。
オイルポットに熱めのお湯を注ぎよく振って濯いで鍋に移す。

3

 

2~3度繰り返すとオイルポットの中はピカピカ。

 

4

 

鍋のラードをペットボトルに注ぎ入れる。ロートがあれば作業しやすいね。
鍋にも熱湯を少し注いで濯ぎ洗いして、ペットボトルに注ぎ入れる。

 

5

キャップをしっかり閉めて、シェイクする。ラードをお湯で洗ってます。

 

6

シェイクした直後。下が水(お湯)上がラード。水と油は分離する。これ、常識。

 

7

蛍光灯で透かして見た。カスが浮遊しているのが確認できるだろうか?
不純物は自然と沈殿するのでこのまま放置し、しっかり冷めたらキャップを下にしたまま冷蔵庫に一晩おく。

 

8

 

ラードが冷えてしっかり固まっている、キャップを外して水を捨てる。油は混じっていないので流しても問題なし。

 

9

 

再度、お湯を入れてシェイク!ラードをお湯で洗らう。

 

10

ペットボトルを逆さにして粗熱を取り、またもや冷蔵庫へ。
この時、ラードと水の境目に水に沈まないカスが集まってます。

 

11

冷えて固まるとラードの上に水に沈まないカスが付いている。
熱湯を大さじ2ほど入れて、ラードの表面を溶かして、

 

12

牛乳パックに捨てる。これは流しに流しちゃダメ!
使い古しのキッチンペーパーなどを詰めて燃えるゴミに出します。

 

13

 

カスがきれいに取れています。

 

あとがき

 

ペットボトルはある程度耐熱性のあるものを使ってください。