単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

ハートカクテル『499ピースのジグソーパズル』の仲直りのフレンチトースト

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物語の舞台は、夜明け前の、潮風が優しく吹き込む部屋。
テーブルの上には、彼女が作成中の 1ピース欠けた500ピースのジグソーパズル。
そう、作成中に紛失したために未完成。
テーブルの下には破れた彼女との写真が落ちている。
そう、二人は喧嘩していたのだった。

彼は夢を見ていた。パズルメーカーにリクエストしていた「ピース」が届き、彼女が受け取っているシーンだ。彼女は「ありがとう」とほほ笑んでいる。

一方彼女も夢を見ていた。早起きして、破った写真をつなぎ合わせて、彼の好きな「フレンチトースト」を焼いているシーンだ。

潮風が一瞬サーっと吹き込み、床に散らばった破れた写真ジグソーを部屋の隅に吹き飛ばした。

 

と言う訳で、レシピです。

 

 

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調理時間:15分(漬け込み時間は除く)
材料費 :300円前後

材 料 (1人分)
 バゲット       1/2本(18cm位)
 ☆溶き卵       1個分
 ☆牛乳        150ml
 ☆砂糖        大さじ1
 ☆蜂蜜        大さじ2
 ☆バニラエッセンス  2~3滴
 バター        20g
 冷凍ブルーベリー   12粒
 粉糖         小さじ1/2
 メープルシロップ   大さじ1
 アイスクリン     大さじ2
  (市販のアイスでOK!)
 

jet90.hatenablog.com

 

作り方

1

写真をのせる

ボウルで☆の材料すべてよく混ぜ合わせておく。
ブルーベリーは冷凍庫から出しておく。

 

2

写真をのせる

バゲットは1/2本の(18cmくらい使います。
端の2cm程を落とし、残りを4等分に切る。

 

3

写真をのせる

バゲットは、端切れも一緒にビニール袋に入れ、1の卵液も投入する。
出来るだけ空気を抜いて袋の口を縛って、冷蔵庫で一晩置く。
時々上下を返してやると液の浸み込みが早くなります。

 

4

写真をのせる

弱火にかけたフライパンにバターを溶かし、バゲットを焼いていく。
残った卵液もバゲットの上にかけてやる。
蓋をして、弱火のまま10分焼く。

 

5

写真をのせる

焼き目が付いたらひっくり返して、蓋をして10分焼く。

 

6

写真をのせる

焼きあがったバゲットを皿に盛り付ける。

 

7

写真をのせる

アイスクリンを盛り付け、ブルーベリーを散らす。
粉糖を茶こしで篩ってかけ、メープルシロップを回しかければ出来上がり。

 

あとがき

ほんのりした卵とミルク甘さとバターの香りに、程良い焦げ目が香ばしさがたまらない、朝食にもデザートにも、いまや日本人にも馴染み深いフレンチトーストだが、フランスと「フレンチトースト」という名称はまったく関係がないらしい。
フランスではパン・ペルデュ(失ったパン)という。

18世紀、アメリカの酒屋の主人「ジョーゼフ・フレンチ」が命名したことに由来するという説が有力だ。

物語では、食パンを使っていたが、本来は固くなって食べられないフランスパンを使うんだとか。。。 

 

弱火でじっくり、バターを焦がさないように焼くのが美味しくなる秘訣。