単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

アイスクリーム? 昔懐かしい味のアイスクリン♬

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皆さん、『アイスクリン』はご存じだろうか?
昔、我が家に電気冷蔵庫(氷式はあった)がなかった頃、アイスクリームは遊園地や公園で食べるものだった。当時は「アイスクリン」と呼んでいて、自転車の荷台の保冷庫からコーンカップに盛り付け売っていた。
「冷やしあめ」と「アイスクリン」は幼いころの楽しかった夏の思い出だ。

 

jet90.hatenablog.com

 

アイスクリームを初めて食べたのは、1860年に渡米した徳川幕府使節団とされている。後に、「柳川日記」に晩餐会でアイスクリンという菓子を食べたと記述がある。その後、日本でも鹿鳴館での晩餐会で要人に供されるようになった。
1869年には、横浜馬車道通りで、日本で最初のアイスクリーム「あいすくりん」の製造販売が始まり、日本各地に広まったが、物資事情から牛乳の代用として脱脂粉乳などが使われるようになった。

現在の所謂、アイスクリームは、含まれる乳固形分・乳脂肪分の量によってランク分けされている。乳固形分とは、乳製品のうち水分を除いた成分であり、乳脂肪分は乳固形分に含まれる脂肪のことをさす。

アイスクリームは、乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)含まれているもの。
アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)含まれているもの。
ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上含まれているものと、法律が定めている。
アイスクリンは、乳脂肪分3%以下のアイスクリーム風の氷菓と規定されている。

 

アイスクリームより乳脂肪分・固形分が少ないからだろうか?
シャーベットに近いサッパリした口どけが懐かしい。マシュマロと牛乳で似た感じになると聞いて作ってみた。

 

と言う訳で、レシピです。

 

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調理時間:1時間以上
材料費 :100円以下

材 料 (2人分)
 牛乳        150ml
 マシュマロ     50g
 バニラエッセンス  5滴
 ~飾り~
 缶詰のみかん    4房
 缶詰のチェリー   2個

作り方

1

写真をのせる

マシュマロが膨らむので、大きめの耐熱容器を用意してください。
写真のサイズでギリ、OKでした。

 

2

写真をのせる

耐熱容器にすべての材料を入れ、ふんわりラップをかける。

 

3

写真をのせる

電子レンジ600Wで1分加熱し、かき混ぜる。
再度、電子レンジ600Wで1分加熱し、かき混ぜる。
マシュマロが完全に溶けきればOK!

 

4

写真をのせる

粗熱を取った後、冷凍庫で1時間冷やし固める。

 

5

写真をのせる

一旦取り出して、さっくりかき混ぜ、再度、1時間ほど冷凍庫で凍らせたら、よりアイスクリームっぽくなります。

 

6

写真をのせる

シャーベットぽい感じですが、器に盛り付け、ミカンとチェリーを飾れば、見た目はもう、「昭和レトロの喫茶店の定番、アイスクリーム」って感じです。
味のしないウェハース、付いてたなぁ~

 

あとがき

凍らせている途中でかき混ぜると、口当たりが滑らかになりますが、省略しても問題ありません。

ジャムやマーマレードを添える。フルーツ(苺)牛乳を使ってストロベリーアイスやチョコアイスなど、アレンジは無限大です。

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