アイスクリーム? 昔懐かしい味のアイスクリン♬
皆さん、『アイスクリン』はご存じだろうか?
昔、我が家に電気冷蔵庫(氷式はあった)がなかった頃、アイスクリームは遊園地や公園で食べるものだった。当時は「アイスクリン」と呼んでいて、自転車の荷台の保冷庫からコーンカップに盛り付け売っていた。
「冷やしあめ」と「アイスクリン」は幼いころの楽しかった夏の思い出だ。
アイスクリームを初めて食べたのは、1860年に渡米した徳川幕府の使節団とされている。後に、「柳川日記」に晩餐会でアイスクリンという菓子を食べたと記述がある。その後、日本でも鹿鳴館での晩餐会で要人に供されるようになった。
1869年には、横浜馬車道通りで、日本で最初のアイスクリーム「あいすくりん」の製造販売が始まり、日本各地に広まったが、物資事情から牛乳の代用として脱脂粉乳などが使われるようになった。
現在の所謂、アイスクリームは、含まれる乳固形分・乳脂肪分の量によってランク分けされている。乳固形分とは、乳製品のうち水分を除いた成分であり、乳脂肪分は乳固形分に含まれる脂肪のことをさす。
アイスクリームは、乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)含まれているもの。
アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)含まれているもの。
ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上含まれているものと、法律が定めている。
アイスクリンは、乳脂肪分3%以下のアイスクリーム風の氷菓と規定されている。
アイスクリームより乳脂肪分・固形分が少ないからだろうか?
シャーベットに近いサッパリした口どけが懐かしい。マシュマロと牛乳で似た感じになると聞いて作ってみた。
と言う訳で、レシピです。
調理時間:1時間以上
材料費 :100円以下
材 料 (2人分)
牛乳 150ml
マシュマロ 50g
バニラエッセンス 5滴
~飾り~
缶詰のみかん 4房
缶詰のチェリー 2個
作り方
1
マシュマロが膨らむので、大きめの耐熱容器を用意してください。
写真のサイズでギリ、OKでした。
2
耐熱容器にすべての材料を入れ、ふんわりラップをかける。
3
電子レンジ600Wで1分加熱し、かき混ぜる。
再度、電子レンジ600Wで1分加熱し、かき混ぜる。
マシュマロが完全に溶けきればOK!
4
粗熱を取った後、冷凍庫で1時間冷やし固める。
5
一旦取り出して、さっくりかき混ぜ、再度、1時間ほど冷凍庫で凍らせたら、よりアイスクリームっぽくなります。
6
シャーベットぽい感じですが、器に盛り付け、ミカンとチェリーを飾れば、見た目はもう、「昭和レトロの喫茶店の定番、アイスクリーム」って感じです。
味のしないウェハース、付いてたなぁ~
あとがき
凍らせている途中でかき混ぜると、口当たりが滑らかになりますが、省略しても問題ありません。
ジャムやマーマレードを添える。フルーツ(苺)牛乳を使ってストロベリーアイスやチョコアイスなど、アレンジは無限大です。
茹で小豆とは相性抜群!