大魔王と悪魔はどっちが怖いの?☆鶏もも肉の悪魔風♬ Ver.フレンチ
大魔王とは、うちの妻のことなんだが、
妻自身が、自分のことを大魔王だと宣言している。
魔王については、ウィキペディアによると「邪悪な神格の頂点、もしくは悪魔や怪物、妖怪などの頭領の呼称」らしい。つまり悪魔や魔物たちの王である。
また、「魔王の中の魔王を指す呼称が大魔王」とのことだ。
大魔王と悪魔はどっちが怖い? 愚問だ。レベチで大魔王なんだね。
悪魔風というレシピは、フレンチにもイタリアンにもある。それぞれ、「プーレ・アラ・ディアブル」、「ポッロ・アッラ・ディアーヴォラ」
フレンチのディアブルもイタリアンのディアーヴォラも「デビル」という意味ね。
イタリアンのディアーヴォラは、にんにく、唐辛子、レモンで風味をつけたオリーブ油で鶏肉をカリカリに焼いたチキンソテー。
フレンチのディアブルは、エシャロット、バター、ワイン、ビネガーを煮詰めて作るソースを使う。鶏肉にマスタードを塗り付け、パン粉を塗して焼き上げて作る。
今回はフレンチの方。
ということでレシピです。
調理時間:約30分
材料費 :400円前後
材 料 (1人分)
~ディアブルソース~
アーリーレッドのみじん切り 大さじ1
バター 5g
白ワインビネガー 10ml
白ワイン 50ml
オーネのフォンドボー 1袋
水 100ml
チリペッパー 少々
なるとの塩 少々
バター 10g
鶏もも肉1/2枚 160g
なるとの塩 適量
黒胡椒 少々
オリーブオイル 小さじ1
粒マスタード 適量
~香草パン粉~
パン粉 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1/2
チューブニンニク 2㎝
パセリのみじん切り 大さじ1
~付け合わせ~
里芋 3個
甘長唐辛子 2本
しいたけ 1枚
れんこん 1㎝
作り方
1
ホントはエシャロットがいいんだけど、アーリーレッドの皮を剥いて、みじん切りにしておく。
オーネのフォンドボーは水100mlに溶かしておく。
小鍋にバターを溶かして、アーリーレッドを極弱火で炒める。
2
極弱火でも焦げやすいので、スプーンで水を足しながら焦げないように、甘みが出るまで炒める。
3
白ワインビネガーを加えて、しっかり煮詰める。更に、白ワインを加えて、焦がさないように、しっかり煮詰める。
フォンドボーを加え、少し煮詰めながら全体を馴染ませる。
4
濃度が付いてきたら、なるとの塩で味を整える。更に、チリペッパーを好みの辛さになるまでふり入れる。
最後にバターを加えてモンテすればディアブルソースの完成。
5
里芋は皮をむいて二つ割り、しいたけは軸を取る。れんこんは皮つきのまま1㎝厚さに切る。
里芋は水に潜らせて耐熱容器に入れふんわりラップして電子レンジ600Wで3分加熱。
6
鶏もも肉の余分な脂と皮、筋を取り除く。
キッチンペーパーで水気を拭き取り、身の側に、なるとの塩、黒胡椒をふる。
7
フライパンにオリーブオイルを引き、鶏肉の皮目から中火で焼く。
いつものようにアルミホイルを被せて重しをして、皮目をパリッと焼く。
8
皮目がパリッと焼けたら火を止めて、ひっくり返して5分ほどコンロの上に放置。
バットの上に取り出し、粒マスタードを皮目に塗る。
9
ボウルにパン粉、チューブニンニク、パセリのみじん切り、オリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。
粒マスタードを塗った上に、香草パン粉を乗せ、トースターで3分程焼く。
10
付け合せの里芋、れんこん、しいたけ、甘長唐辛子を空いたフライパンでグリルする。
しいたけに火が入ったら、皿に盛り付ける。
11
パン粉に焼き色が付けばトースターから出して皿に盛り付ける。
12
ディアブルソースをかければ出来上がり。
あとがき
フレンチではカイエンペッパーを使います。チリペッパーとは、唐辛子の品種が違うと記憶していたんだが、現在はメーカーでも区別していないようだ。
チリペッパー、レッドペッパー、カイエンペッパーと3種類あるが、
ギャバン:挽きの細かさの違いで、細かい方から、カイエン、レッド、チリの順。
S&B:レッドペッパーは焙煎した唐辛子も含まれている。チリペッパーの容器に「(カイエンペッパー)」って書いてある。今初めて気が付いたわ( ゚Д゚)
マスコット:チリペッパーがなくレッドペッパーとカイエンペッパーのみで、カイエンペッパーの方が辛いみたい。
甘長唐辛子とれんこん、椎茸って、なんか悪魔的ではないですか?