単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

ご飯に合う! 「生姜みりん」で豚肉の生姜焼き

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雑誌「dancyu」編集長、植野広生の冠番組が面白い。“日本一ふつうで美味しい料理”が食べられる食堂「植野食堂」を開店することをコンセプトにした番組だ。
“今日も、明日も10年後も食べたい料理”が、”ふつうで美味しい料理”だと言う。

”ふつう”というのが素敵だ。
毎回、登場する飲食店では、きちんと手間暇かけて作る料理を毎日毎日、何年も作り続けている。店の料理人は「ふつうのことをしているだけ」「特別なレシピはない」と謙遜するが、それを当たり前のようにしている姿勢がカッコいい。
登場する料理は、「豚のしょうが焼」「サバ味噌煮」「ナポリタン」「ポテトサラダ」「麻婆豆腐」。。。といたって”ふつう”だ。自分もこれまで何度となく作ってきた料理だが、「へ~、そうなんや」とか「なるほど」と新たな気づきがまだまだある。

昨今流行りの「バズレシピ」ではなく「きちんと手間暇かけて作る料理」に目を向けたこの番組では、普通にあるけれどもきちんと守っていきたい料理やお店を紹介している。
番組に登場した料理で気になる(刺激を受けた)料理について、自分のレシピと作り比べて見たくなる。
初回放送は「豚のしょうが焼」

まずは、自分のレシピの「豚肉の生姜焼き」

 

と言うことで、レシピです。

 

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調理時間:約10分
材料費 :300円前後

材 料 (1人分)
 豚肩ロース肉3枚         100g         
 玉ねぎ            1/4個
 千切りキャベツ        適量
 薄力粉            適量
 生姜みりん          大さじ1

 

 濃口醤油           大さじ1
 サラダ油           小さじ2
 濃口醤油(玉ねぎ用)     小さじ1
 酒(玉ねぎ用)        小さじ1

作り方

1

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キャベツの千切りを皿に盛っておく。
番組のような拘りは特にないが、出来るだけ細く切るように心がけている。

 

2

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玉ねぎは繊維に直角に5mm幅くらいに切る。(敢えて、くし切りにしない)
サラダ油(小さじ1)を引いたフライパンで少ししんなりするまで炒めて、取り出しておく。理想の火通りまで8割方でいい。

 

3

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豚肩ロースの塊肉から厚さ8mmで3枚切り出す。
生姜焼き用に売っている薄切り肉より、食べ応え感も美味しさも段違い!
だと思う。。。

 

4

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キッチンバサミで豚肉の筋を切って、キッチンペーパーで水気を拭いておく。

 

 5

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包丁でたたいて1.5倍になるくらいまで展ばす。 

 

6

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薄力粉を両面にまぶしておく。
 

7

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サラダ油(小さじ1)を引いたフライパンに並べて中火で焼いていく。
サッと焼いたらすぐにひっくり返して、生姜みりん、濃口醤油を投入。

 

8

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何度か表裏を返しながらタレを煮絡める。 
豚肉に焦げ色がつくまで煮絡める。

 

9

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タレが煮詰まったら、火が通り過ぎるので、タレが少し残っている間に、豚肉を取り出して皿に盛り付ける。 

 

10

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豚肉を焼いていたフライパンに玉ねぎを戻し入れ、酒、濃口醤油を加え、豚肉を焼いたときの焦げをこそぐように絡める。 

 

11

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玉ねぎを豚肉の上に盛り付けて出来上がり。

 

あとがき

お肉をたれに漬け込まない。薄力粉をまぶす。といったポイントは、他のレシピでも紹介されているが、私の拘りは「生姜みりん」。
それと、「豚肉の生姜焼き」と言うレシピではあるが、玉ねぎの存在に自分なりの拘りがある。
肉の火通りは最優先にしたいが、玉ねぎの火入れ加減も大事。だから一緒に炒めない。
番組の『御飯屋』さんでは、「豚肉とキャベツ」だが、「豚肉と玉ねぎ」が私流。一緒に口に入れた時の食感は、繊維を断った切り方が適している。
キャベツは単なる付け合わせではなく、皿に残ったタレを、ドレッシング代わりに食べたいからだ。