これが噂の 生姜みりん♬
”ショウガ”の名前の由来は、中国から”ミョウガ”とともに渡来した際に、香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んでいた。
これが後に訛って、”ショウガ”と”ミョウガ”になったという。
へ~、知らなかった。
高温多湿の気候の熱帯アジアが原産地と考えられている生姜は、実に保存が難しい。暑い地域で育つ生姜は寒さに弱い。つまり、冷蔵保存に向いていないのだ。なので、海外では乾燥したものをスパイスとして使用することが多い。生を食用とするのは、日本独特の食文化だ。
話を保存方法に戻すが、ラップに包んで乾燥を防ぎ冷蔵庫で保存する方法が一般的だが、3~4日で使い切るのが理想的。冷凍すれば長期の保存も出来るが、煮魚や角煮の臭み消しに使うならまだしも、「針生姜」にすると食感は悪くなる。
「おろし生姜」ならチューブ入りを使った方がお手軽で保存もきく。
使う度毎に、皮を剥いたり、おろしたり、みじんに切ったりするのも面倒だ。
「生姜みりん」を作っておくと冷蔵庫で一か月は保存可能。調味料感覚で使えて便利!
また、確り加熱するので、みりんは甘みが増して、生姜は辛みが和らぎ、スイーツとかにも、何かと万能に使えます。
お勧めはやはり、豚肉の生姜焼き
と言うことで、レシピです。
tinamona さんのリクエストで公開。
調理時間:約10分
材料費 :100円以下
材 料 (生姜焼き8人分)
タカラ本みりん 100ml
生姜(ひね生姜) 50g
作り方
1
本当は、この倍量を作りたかったけど、生姜が50gしかなかったので。
皮がきれいであれば皮のまま使います。
気になるようであれば、スプーンで擦って皮をむいてください。
2
今回は、洗って皮のままみじん切りにしました。
勿論、おろし生姜にして使ってもOK!
3
鍋にみりんと生姜を入れて沸騰するまで煮る。
沸騰したら弱火で8分煮詰める。
4
きれいな保存用の瓶に移して出来上がり。
あとがき
美味しい生姜焼きのために仕込んでおくのをお勧めします。
昔、近所のホルモン焼き屋のおばちゃんが、店先で売っていた、1杯5円の「ひやしあめ」のにおいがして、懐かしくなりました。
毎年、夏前に大阪の妻が麦芽水飴を送ってくれます。昔ながらの「冷やし飴」を作るのに欠かせない麦芽水飴ですが、関西圏以外では入手困難!