単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

ハートカクテル『ジェシーの店』のマッシュルームとサラミのピザパイ

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先日の記事で少し触れた、トマトジュースにタバスコ少々を加えて飲む、私のこだわりから、「ハートカクテル」に火が付いた。
当時、二十歳そこそこの私が、チョット年上世代の主人公たちに憧れた、数々の物語をどうしても紹介したくなった。

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1983から週刊漫画雑誌の『モーニング』に連載されていたハートカクテル」は、わたせせいぞう出世作となったオールカラー作品である。

「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」「チャンピオン」と言った少年漫画を卒業した当時の我々世代にとっての恋愛バイブル的なコミックだった。
モーニング・オールカラー・コミックブックとして発刊された全11巻は、実家の書棚を今も飾っている。
「タバスコ入りトマトジュース」は、『もうホークボールは投げない』に登場する。

 

バブル期真っ只中の1986年には日本テレビ系でも放映された。日本たばこ産業の一社提供で、テレビ放映時のタイトルは「たばこ1本のストーリー  ハートカクテル
その名の通り、3分余りの放映時間だ。

その初回放送が「ジェシーの店」だったと記憶している。

物語の中で登場するのは、「厚切りサラミとマッシュルームのピザパイ」だ。
「ピザパイ」今では死語となったが、昔風のちょっと厚めで、パンに近いピザ生地が懐かしい。

恋人同士の彼と彼女は、いつも「ジェシーの店」でピザパイをテイクアウトして帰る。
或る日からは、彼一人で「ジェシーの店」に来るようになった。
二人は別離れたのだ。
数日後、スーツケースに荷物をまとめた彼女が、街を出ていく前に「ジェシーの店」に立ち寄り、Sサイズのピザパイとコーヒーを注文する。
ジェシーが出してくれたのは、Lサイズのテイクアウト用。
「私が頼んだのはSサイズよ。それにここで食べていこうと。。。」と、戸惑う彼女に「雨は上がったようだね」とジェシー

その後にナレーションが続く「その夜遅く僕は、久しぶりに冷えたピザパイを彼女と二人で食べた」

 

 

マッシュルームとサラミのピザパイが食べたくなった。

ということで、レシピです。

 

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調理時間:30分
材料費 :300円前後

材 料 (1人分)
 ホットケーキミックス     100g
 水              大さじ3
 自家製トマトソース      大さじ2
 乾燥オレガノ         少々
 サラミソーセージ(8枚)     30g
 マッシュルーム大       1個
 ピザ用チーズ         適量
 サラダ油           少々
 タバスコ           お好みで

作り方

1

写真をのせる

ビニール袋にホットケーキミックスと水を入れる。空気を入れて膨らませた袋を振って、粉と水を馴染ませる。
更に、袋の上から揉んで、ひと固まりにする。

 

2

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袋を切って開き、袋を目指す出来上がりのピザ台の大きさに合わせてたたんで、ビニールの上から麺棒をゴロゴロして生地を展ばす。
画像は、麺棒ないのでラップの芯です。

 

3

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広がった生地をサラダ油を薄く塗ったグリルパンに敷く。

 

4

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ピザ生地に自家製トマトソースを塗り、乾燥オレガノを振る。
トマトソースは、市販のピザソースでもOK

 

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5

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斜め薄切りにしたサラミソーセージと薄切りにしたマッシュルームを並べる。

 

6

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ピザ用チーズをのせて魚焼きグリルへ投入。グリルパンに蓋をして強火で10分焼く。
家の魚焼きグリルは上火のみです。

 

7

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いい感じに焼きあがりました。
お好みでタバスコを振ってください。

 

あとがき
ホットケーキミックスと水だけで、懐かしいピザパイ生地が再現できます。オーブンも無いから魚焼きグリルとグリルパンで作ってみた。「ジェーシーの店」には程遠いが、jet君'S Kitchen のピザパイも結構いけます。

 

お気に入りの作品の一つ「ノックをしなかったサンタクロース」にもジェシーが登場する。