単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

ゴーヤと長ネギと鶏もも肉の照り煮☆手抜きでゴメン!

サイトマップ 

お安いのに美味しい、鶏もも肉はメニューのバリエーションも豊富で、ホント、お助け食材だ。
もも肉1枚だと1人分には、ちと多い。実はもも肉、「身の厚い側」と「細い筋が多い側」で、部位が違う。前者が「もも」で、後者は「すね」になる。

チキンステーキやチキン南蛮は、「もも」側を使って、「すね」側を残してしまう。「すね」側は、ひと口大に切った方が筋が断てるので、筑前煮や照り煮に使うことが多い。

親から生活費を出費してもらって生活するさま、親の資金をあてにして暮らすさまなどを示す言い回しを「親のすねを齧る。」と言う。一時期、「パラサイト・シングル」なんて小洒落た言い回しもあったが、きちんと言葉の由来を知ると、昔ながらの日本語を使いたくなる。

 

と言う訳で、由来です。(いつもとパターンが違う?)

 

「すね」は人が立っている時に身体を支える重要な部位であることに由来する。
昔、仕事と言えば「体を使って、汗水流して」が基本。事務職のような座り仕事は少なかった。なので、「立つ」⇒「すね」⇒「労働」と意味がつながる。
一生懸命働くことを、「すねから火を出す」とも言う。

親が「すね」を使って働き、子どもは稼いだお金を使う。親はさらに「すねから火が出るほど、すねをすり減らして」働くのだ。

聞いてるか? 息子達!

 

ということで、今度こそレシピです。

 

f:id:jet90:20200826220710j:plain

調理時間:20分
材料費 :300円

材 料 (1人分)
 鶏もも肉(すね側)    180g
 なるとの塩        一つまみ
 酒(下味用)
       小さじ1
 醤油(下味用)      小さじ1
 片栗粉          大さじ1
 ゴーヤ          10cm
 長ネギ(白いとこ)    10cm
 ごま油          大さじ1
 ☆水           100ml
 ☆酒           大さじ1
 ☆醤油          大さじ1
 ☆ほんだし        小さじ1/2
 ☆砂糖          小さじ1/2

 作り方

1

写真をのせる

鶏肉は2~3cm角に切る。
ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を取り、7mm幅に切る。
長ネギは、4~5cm長さで斜めに切る。 

 

2

写真をのせる

☆の調味料をすべて合わせて混ぜておく。 

 

3

写真をのせる

ビニール袋に鶏肉と酒、醤油、なるとの塩を入れてよく揉み込んで、15分ほど置く。 

 

4

写真をのせる

焼く直前に片栗粉を入れてよく揉み込む。 

 

5

写真をのせる

フライパンにごま油を入れ、中火で熱して、鶏肉を皮目から焼く。
透かさず、ゴーヤ、長ネギを加えて、触らずにそのまま5分程焼きつける。 

 

6

写真をのせる

しっかり焼き目がついたらひっくり返す。 

 

7

写真をのせる

合わせ調味料を加え、水分がほぼなくなるまで煮詰める。 

 

8

写真をのせる

ここまで煮詰まったら火から下ろす。 

 

9

写真をのせる

皿に盛り付ければ出来上がり。 

 

あとがき

しっかり焼き目がつくくらい焼き付けると美味しい気がする。
メイラード効果?ってやつですかね。