豚バラ肉のコンフィ ハニーマスタードソース マッシュポテト添え
で、フレンチの”火入れ”について書いた。その中で、今日は「コンフィ」について。
「コンフィ」する食材は、シロップに漬け込む果物の場合もあるが、言葉の意味からしても元は保存手段として生まれた調理手法。
油に漬け込んで、70℃~80℃の低温加熱をコンロやオーブンで管理するのは至難の業だ。
実家のオーブンの低温設定で作ったことはあったが、赴任先の我が家にはオーブンがないので諦めていたのだが、炊飯器の保温機能が使えると聞いたので試してみる。
と言うことで、レシピです。
調理時間:1時間以上
材料費 :500円前後
材 料 (2人分)
豚バラブロック肉 300g
なるとの塩 6g
黒胡椒 適量
クミンシード 小さじ1/2
ローリエ 1枚
オリーブオイル 100g
粉末マッシュポテト 30g
牛乳 80ml位
白ワイン 大さじ1
粒マスタード 大さじ1
蜂蜜 大さじ1
ベビーリーフ 適量
ミニトマト 4個
作り方
1
豚肉はペーパータオルで水けをよく拭き取る。
なるとの塩を豚肉の表面にまぶし、手で軽く揉むようにしながらすり込む。
塩は豚肉に対して2%です。
2
ビニール袋に入れ、空気を抜いてラップでぴっちりと包む。
保存用密閉袋に入れ、冷蔵で一晩寝かせる。
3
寝かせた豚肉を取り出して、黒胡椒を挽いて全面に振る。
クミンシードも全面に塗し付ける。
キッチンバサミで切り込みを入れたローリエを載せてビニール袋に戻す。
残りは
4
袋の中にオリーブオイルを注ぎ入れ、空気を抜いて密封する。
ビニール袋は2重にしました。
直接、保存用密閉袋でもいいけど、ビニール袋の方が空気が抜きやすいと思います。
5
更に、保尊用密閉袋に入れて空気を抜いて密閉する。
6
炊飯器の底にお皿を置いて、熱湯1000mlと水300mlを注ぎ入れる。
7
5を投入して小皿を重しにして載せたら、保温スイッチON!
3時間放置します。
8
粉末マッシュポテトに80℃に温めた牛乳を少しずつ加えながらかき混ぜると、マッシュポテトの出来上がり。
9
袋から取り出して、フライパンで表面だけカリッと焼き目をつける。
画像は、1/2量1人分です。
10
6面とも焼き目が付いたら取り出しておく。
11
空いたフライパンに白ワイン、粒マスタード、蜂蜜を投入し、強火でとろみがつくまで煮詰めてソースを仕上げる。
12
皿にベビーリーフ、ミニトマトを盛り付け、マッシュポテトを葉っぱの形に敷く。
ひと口大に切った豚肉をマッシュポテトの上に載せ、10のソースを回しかけ、黒胡椒を挽いて振れば出来上がり。
13
カルディさんの粉末マッシュポテト!
14
あとがき
豚肉のコンフィはラードを使うことが多いのですが、後々のことを考えてオリーブオイルを使いました。
思ったよりちょっと固くなってるかな?
次回は水から保温機能で加熱してみるか!
牡蠣とか砂肝なら、瓶詰のまま加熱して保存できそう。今度、やってみよ!
楽しい挑戦は果てなく続くのです。