単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

JET君の行きつけの名も無きお好み焼き屋風☆すじこんネギ焼き♬

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ねぎ焼は昭和40年頃、大阪は十三の「お好み焼き やまもと」が発祥と言われている。
学校から帰ってきて店を手伝ってくれる小学生の子供たちの賄いだったらしい。
現在では店名も「ねぎ焼 やまもと」になっている。勿論、メニューには、焼きそば・お好み焼きもあるんだが、看板メニューはやっぱり、ねぎ焼の「すじねぎ」だ。

大阪でも「ねぎ焼 やまもと」以外で「ねぎ焼屋」を掲げるお店は見たことないが、ほとんどの「お好み焼き屋」でねぎ焼を提供している。

大阪人に「どの店の お好み焼きが美味しいの?」と質問しても、有名どころの店名はまず返ってこない。
おそらく、それぞれ近所の足しげく通ったお店を答えると思う。
斯く言う私も、「すじねぎ」はもとより、お好み焼きに至っても、近所の名も無きお店のおばちゃんが焼いてたやつを今も目標にして作っている。

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

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調理時間:約30分
材料費 :400円前後

材 料 (1人分)
 すじこん       130g
 ~ 生地~
 薄力粉        50g
 キャベツ(粗みじん) 30g
 長芋(すりおろし)  10g
 ベーキングパウダー  2g
 すじこんのスープ   大さじ3
 水          100ml
 溶き卵        1/3個分

 ~具材~
 鰹の削り節      一つまみ
 九条ネギ(粗小口切り)80g
 紅生姜(みじん切り) 適量
 天かす        適量
 サラダ油       適量
 溶き卵        2/3個分

 ~醬油ダレ~
 みりん        小さじ1
 濃口醤油       大さじ1
 レモン果汁      小さじ1

作り方

1

 

九条ネギの小口切り。溶き卵、天かす、鰹の削り節、紅しょうがはみじんに切っておく。

 

2

 

ボウルに山芋をすりおろし、薄力粉、ベーキングパウダー、すじこんを仕込んだ時のスープ、水を入れ、ピーターでゆっくりとかき混ぜる。
生地は、お好み焼きより水分量多めでゆるめです。

 

3

 

フライパンを強火で熱し、サラダ油を引いたら、生地にみじんに切ったキャベツを混ぜ合わせて、お玉1杯分の生地を注ぐ。
クレープを焼くようにお玉の背を使って丸く広げる。

 

4

 

生地の上全体に紅生姜、天かすを散らし、鰹の削り節を粉にしてをふりかける。
九条ねぎを中央にこんもりと盛る。

 

5

 

九条ねぎの上に、すじこんを載せる。
残りの生地を数回に分けて、少しずつ中央からかけていく。生地が少し外に流れ出れば、コテでよせて土手をつくる。

 

6

 

裏面に焼き目が付いたらひっくり返す。
飛び出した具材を戻し、外に流れた生地を寄せて形を整え、弱火にして蓋をして5分ほど焼く。

 

7

 

別のフライパンを中火で熱し、残りの溶き卵を流し入れて丸く広げて焼く。
ねぎやきのすじこんのある表面を上にし、卵の上に載せる。

 

8

 

醤油ダレの材料を混ぜ合わせてから、鍋肌に流し入れる。
醤油ダレを焦がして香ばしさをプラス。

 

9

皿に載せれば出来上がり。

 

あとがき

何がねぎ焼の正解かはよくわかりません。
ましてや、すじこん入りのねぎ焼となったら尚更。

お好み焼きより難しいよね(;^ω^)