単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

「植木屋さん、あんた青菜を食べてか?」小松菜で青菜炒め♬

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青菜=小松菜、は疑問だが、豚バラと小松菜の中華炒めを作った。
上方落語の古典「青菜」にちなんで。。。
1999年4月19日、稀代の天才「二代目 桂枝雀」が自殺の末、意識不明のままこの世を去った。遺書やそれらしい発言は全くなく、真相は不明だが、自身の芸についての悩みからかうつ病を報じられてもいた。

枝雀師匠は自身の持ちネタを60講と決めて研鑽に努めた。「道具屋」「饅頭こわい」「崇徳院」「はてなの茶碗」「青菜」は、私の中ではBEST5の演目である。

「青菜」というお話は、ご隠居が仕事が終わって引き上げようとする植木屋を呼び止め、お酒をごちそうします。

 

 

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

 

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調理時間:約10分
材料費 :300円前後

材 料 (1人分)
 
豚バラ薄切り肉     100g
 小松菜         4株
 ごま油         大さじ1/2
 にんにく(粗みじん切り)1片
 ☆酒          大さじ1
 ☆オイスターソース   小さじ1
 ☆砂糖         小さじ1
 ☆粉末鶏がらスープ   小さじ1
 S&B塩こしょう     少々

作り方

1

写真をのせる

小松菜は根元を切り落としてよく洗い4cm位に切り、茎と葉の部分に分け、水気を切っておく。

 

2

写真をのせる

☆の調味料を合わせておく。

 

3

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フライパンにごま油を引き、中火で豚バラ肉に焼き色が付くまで炒め、更にニンニクを加え香りが立つまで炒める。

 

4

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小松菜の茎の部分を加え強火でサッと炒めたら、葉の部分を加え、☆の合わせ調味料を加え、強火でさっと炒める。

 

5

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塩コショウで味を整え、皿に盛り付ければ出来上がり。

 

 

 

あとがき

酒の肴に「青菜」を勧めるご隠居。「植木屋さん、あんた青菜、食べなさるか?」枝雀師匠は「青菜を食べてか?」と畳みかける、名人桂枝雀の真骨頂である。

下げは、
「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官」
「ああ、義経にしておこう」

で落ちないところが秀逸なんだが、玄人好みの演目です。

 

小松菜は葉の部分加えたら強火でさっと炒めて、シャキシャキ感を残してください。

 

菜も食ろうてしまった、あぁよしておこう。。。