単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

蛤のおすまし♬ 来年はもう料理してないかもね。だって、単身赴任、もう おわんもの。。。

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旧暦の桃の節句の頃(4月3日)が旬の盛りの蛤だが、この時期になって珍しく千葉県産が出ていた。旬の名残か?と、つい購入してしまった。
食材の旬のものは、出始めの「はしりもの」がお高くても珍重されるが、美味しいのは「さかりもの」だ。流通量も多くなり価格も下がってくる。
「なごりもの」は、「来年もまた美味しく食べられますように」と、食材への感謝の心で、名残惜しみながら頂く。日本人らしい考え方だね。

蛤のお吸い物は上品で味わい深く、お正月や結婚式などのお祝い事や特に雛祭りには欠かせない椀物だが、近年、国産の蛤は絶滅が危惧されているという。

 

 

ということでレシピです。

 

 

「雛祭りに、どうして蛤のお吸い物なん?」
「良い子、ハマグリっていうやん」
「濱口やろ!」

 

 

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調理時間:約2時間
材料費 :300円前後

材 料 (1人分)
 はまぐり(100g)     1個
 水          200ml
 出汁昆布       2g
 酒          小さじ1
 なるとの塩      少々
 下茹で済みほうれん草 適量

作り方

1

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蛤が2/3ほどつかる程度の3%の塩水につけて、2時間ほど砂出ししておく。
鍋に水を入れて出汁昆布を漬けておく。

 

2
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蛤は貝の表面を擦って洗う。
出汁昆布は、中火にかけて沸騰直前に取り出す。

 

3
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酒、ハマグリを入れて弱火でコトコト煮る。
蛤の口が開いたら一旦取り出すして味を見て、なるとの塩で調味する。

 

4
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食べる直前に、鍋に蛤を戻し入れて温めてお椀に注ぎ入れ、ほうれん草をあしらえば出来上がり。

 

 

あとがき
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旬の話をしておいて、「鰻丼かよ!」って、つっ込まれそうですが。。。