人はみなジレンマを抱えながら鶏モツのレバニラを炒める! 悩み過ぎると拗れまんがな~
鶏モツはふっくらと焼きたい。しかも火はしっかりと通ってないと嫌!
ニラともやしはシャキシャキがいい!
何と矛盾するレシピだ。不条理・理不尽・相反と言ってもいい。
臭みが無くて、しっかり火が通っているのにふっくらした鶏モツ。
ニラともやしはシャキシャキだが、しっかり味が馴染んでいる。
「彼方立てれば此方が立たぬ」状態!
何度作っても、思い通りに仕上がらないレシピだ。
今日もジレンマを抱えながらレバニラを焼いてみる。
ということでレシピです。
超高級車のリムジンで割り込むなんて、理不尽だよね~
調理時間:約10分
材料費 :100円前後
材 料 (1人分)
鶏モツ 150g
(レバー、ハツ、キンカン、砂肝)
☆チューブにんにく 2cm
☆チューブ生姜 2cm
☆ごま油 大さじ1
☆S&B塩こしょう 小さじ1/2
ニラ 75g
もやし 100g
醤油 小さじ2
酒 小さじ2
粉末鶏がらスープの素 小さじ1
オイスターソース 小さじ2
作り方
1
鶏レバーとハツの薄膜、脂肪、筋、血合いを取り除き、ハツは縦二つ割り、レバーは2~3個に分ける。
砂肝は銀皮を取り除き、半分に切る。
2
流水で洗い、残った血合いを取る。 表面が白っぽくなるまでしっかり洗う。
3
キッチンペーパーで水気をしっかりふき取る。
4
ボウルに☆の調味料を全て入れ、しっかり混ぜ合わせて、鶏モツを投入。よく混ぜ合わせて漬け込み、下味をつけておく。 生のニンニク生姜より、チューブ入りの方が味が入りやすい気がします。
5
レバーを漬け込んでいる間に、ニラともやしを用意する。ニラは5㎝長さに切る。
6
フライパンにボウルの中身を全てあける。スパチェラを使って綺麗にあける。
弱火にし、こまめに触って鶏モツを炒める。表面を焼き固めると縮んで、中に火が入るときに膨らまない!
7
レバーの表面全体が白っぽくなったら、もやしを投入し、酒、醤油、粉末鶏がらスープの素を振り入れ強火にする。
もやしは触らず放置。酒が蒸発しながらもやしを蒸し焼きにする。
8
蒸気が収まったらニラを投入。オイスターソースを加えて2~3度フライパンを煽って火から降ろす。
9
皿に盛り付ければ出来上がり。
あとがき
臭みは丁寧な下処理と下味で何とかなる。
特にレバーは表面を焼き固めないように弱火でじっくり焼くと何とかなる。
ニラともやしは極力触らない方が何とかなる。
味付けは旨味の調味料に任せれば何とかなる。