単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

お酒は苦手!よわいんだよね~ ☆コック・オ・ヴァンは、鶏の赤ワイン煮♬

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コック(雄鶏)・オ・ヴァン(ワイン)は、広くフランス全土で作られている家庭料理。と言うか、日本で言うところの田舎料理的なイメージ。
本来は、各家庭で飼育している硬い肉質の雄鶏を赤ワインで柔らかく煮る料理をいう。

鶏肉は普通、「若鶏(プーレ)」の名で販売されている。「柔らかく、美味しい」というイメージもあるが、実際ブロイラーの場合、孵化して2か月足らずで食肉に加工されている。
産卵する親鳥は、6か月を超えてからになる。それを過ぎると、雄鶏も雌鶏も肉質は硬くなり、食用に適さなくなってくる。
そうなると、食品用加工肉に回されたり、だし材料として料理店などに卸される。
一般的な精肉店に並ぶことはまずないのである。

 

 

ということでレシピです。

 

 

警察署があるって聞いてきたんですけど?

ここ、交番!

 

 

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調理時間:約2時間
材料費 :600円前後

材 料 (1人分)
 ~マリネ液~
 玉ねぎ1/4個       40g
 人参         40g
 セロリ        40g
 にんにく       1片
 乾燥タイム      小さじ1/2
 ローリエ       1枚
 赤ワイン       200ml

 水(ベジブロス用)  400ml

 骨付き鶏モモ肉1本  300g  
 なるとの塩      少々
 黒胡椒        少々
 バター        15g
 薄力粉        適量
 パッサータ      150g
 マッシュルーム    4個
 パセリのコンカッセ  適量

作り方

1

 

マリネ液を作る。
玉ねぎ、人参、セロリは2mm厚の薄切り。にんにく縦半分に切る。
剥いた野菜の皮や切れ端は鍋に入れて、水400mlを加えて煮出してベジブロスをとっておく。(玉ねぎの皮、人参の皮とヘタ、パセリの葉、キャベツの芯など)

 

2

1の野菜、乾燥タイム、ローリエ、赤ワインとともにビニール袋に入れてよく揉み込む。鶏モモ肉の皮側を下にしてマリネ液に漬けて冷蔵庫に一晩寝かせる。

 

3

 

ボウルとザルを重ね、ビニール袋の中身をあける。
鶏肉はキッチンペーパーで水気を拭き取り、なるとの塩と黒胡椒をふる。

 

4

バター5gを溶かしたフライパンで鶏肉の皮目を下にして中火で焼く。
焼き目が付いたら裏面も同様に焼く。

 

5

 

鶏肉を一旦取り出し、両面に薄力粉を塗して休ませる。

 

6

ザルにあけた野菜の水気をボウルに落としてから、空いたフライパンにバター5gを足して炒める。

 

7

野菜がしんなりしたら鶏肉を戻し入れ、パッサータを加えて煮る。

 

8

水気が飛んだら、ボウルのマリネ液を加えて煮る。

 

9

 

マリネ液のアルコールが飛んだら、ベジブロス200mlを足して煮る。

 

10

煮立ったら、弱火にして蓋をかけて1時間半煮る。
途中で鶏肉をひっくり返してやる。

 

11

 

鶏肉を一旦取り出す。マッシュルームを二つ割にする。
ソースは、ボウルに重ねたザルにあけて、野菜を押しつぶしてソースを絞り漉しておく。

 

12

 

空いたフライパンにバター5gとマッシュルームを入れて炒める。
鶏肉を戻し入れる。

 

13

こしたソースを加えて温める。

 

14

皿に盛り付け、パセリのコンカッセを散らせば出来上がり。

 

あとがき

お肉、ホロホロですわ~(≧◇≦)
昔、間違って妻用のブルゴーニュワインで作った時は、もっと美味しかったな~(;^ω^)