飛び切り美味しいわけではないが、昔懐かしいお袋のビーフカレー♬
関西の昔懐かしい家庭のカレーは、どこもこんな感じじゃないだろうか?
関西でカレーと言えば牛肉! と、もう何度も言ってきたが、ランプやスネなど、お安めな部位を使って作ってた。
カレーのルーも現在のような箱入りの市販のルーが発売されたのが1960年代に入ってから。
それでも、グリコワンタッチカレーやオリエンタルマースカレーなど当時の値段は決して安くはなかった。
まだまだ、バターと薄力粉、カレー粉を炒って作った自家製ルーを使用するのが一般的だった幼少時代。我が家も例にたがわず自家製ルーを使ってた。
決して裕福ではなかった我が家だが、元はお嬢のお袋のカレーは、赤ワインでマリネした牛肉が柔らかくてフルーティーで、どこの家のカレーよりも美味しかったと記憶している。
ということでレシピです。
調理時間:約3時間(漬け込み時間は除く)
材料費 :1000円前後
材 料 (4人分)
牛すね肉(シチュー用) 300g
ローリエ 1枚
ホールブラックペッパー 小さじ1/2
にんにく 2片
玉ねぎ1個 200g
赤ワイン 300ml
にんじん1本 200g
新じゃがいも8個 400g
薄力粉(下粉) 適量
バター 10g
オリーブオイル 大さじ1
キューブコンソメ 1個
なるとの塩 小さじ1
水 600ml
バター 10g
薄力粉 大さじ4
カレー粉 大さじ4
トマトケチャップ 100ml
ウスターソース 100ml
温かいご飯 4合
作り方
1
牛すね肉はキッチンペーパーで水気をふき取り、ビニール袋に入れる。
2
ローリエとホールのブラックペッパーを入れる。
3
玉ねぎは大きめにくし切り、にんにくは叩いて潰して入れる。
赤ワインを入れて口を閉じ、空気をしっかり抜いて冷蔵庫で1日漬け込む。
4
新じゃがいもは皮をむいて二つ割り、にんじんは皮をむいて乱切り。
5
鍋の上にザルを置いて3のマリネ液をこす。
6
牛すね肉をキッチンペーパーで水気をふき取り、薄力粉をまぶしつける。
7
フライパンに中火でバターを溶かし、牛すね肉の全面に焼き目が付くように焼く。
8
牛すね肉はマリネ液の入った鍋に投入。
9
空いたフライパンにザルに残った材料を開け、オリーブオイルで炒める。
新じゃがいもとにんじんも加えて炒める。
10
全体に油が馴染んだら、鍋に移して水、キューブコンソメ、なるとの塩を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火にし、蓋をして2時間煮込む。
11
空いたフライパンに中火でバターを熱し、薄力粉を炒める。
カレー粉も加えて全体が均一になって香りが立つまで、さらに炒める。
12
トマトケチャップとウスターソースを加えて煮込む。
13
フライパンで炒めたカレー粉を鍋に投入。
とろみがつくまで加熱する。
さらに1時間、弱火で煮込む。
14
温かいご飯を盛り付けた皿にカレーをかければ出来上がり。
あとがき
多分、翌日の方が美味しくなるはず。。。