単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

今夜もお家で小料理屋気分♬ 揚げ出汁豆腐

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以前、記事にも書いたが、我社のお昼ごはんタイム。
事務所に併設する社員食堂がある。厨房とかはなく、仕出し弁当屋さんの まあ大したことないお弁当を食べるだけの食堂だ。
休日出勤の場合は、お弁当屋さんもお休みなので、コンビニのおにぎりになる。お弁当を作って持っていくのは他に出勤者がいない時だけ。
会社では、料理していることは伏せてある。部下の女性社員には、ご飯も炊けないオヤジと思われている。

そんな私の楽しみの一つが、彼女たちの家事談義を聞くこと。スマホのメールチェックでもしてる風にして聞き耳を立てている。
時たま、「課長、晩ごはん何食べたい?」と聞いてくることもあるが、家事力ゼロのオヤジは存在感が薄いのか、お構いなしで喋ってる。

先週だったか、「揚げ出汁豆腐ってどう作るの?」とA子。「あれって、作れるの?」とB子。「厚揚げを出汁で煮るんじゃないの?」とC子。
いやそれはただの煮物やけどね。

「課長!揚げ出汁豆腐って、食べたことあります?」
「ああ、勿論あるよ」
「やっぱり、居酒屋さんで食べるものなんですね」だって( ゚Д゚)

 小料理屋に限らず、居酒屋や割烹でも供されている「揚げだし豆腐」。今夜は取りたての掛け出汁で作る、ねぎとおろし生姜が香る「揚げ出汁豆腐」です。

豆腐は、木綿or絹こし?衣は、片栗粉or薄力粉?
豆腐の舌触り、衣の食感、油の切れ具合、出汁のとろみ加減

あぁ奥深い。。。

 

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

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調理時間:約30分
材料費 :100円前後

材 料 (1人分)
 
水            200ml
 出汁昆布(3cm四方)   1枚
 鰹削り節         7g
 水溶き片栗粉(水2:粉1)大さじ1と1/2
 木綿豆腐         200g
 なるとの塩        少々
 片栗粉(揚げ衣)     小さじ2
 薄力粉(揚げ衣)     小さじ2
 サラダ油(揚げ油)    適量
 淡口醤油         大さじ1
 みりん          大さじ1/2
 おろし生姜        1片
 薬味ネギ(小口切り)   適量

作り方

1

写真をのせる

小鍋に水、出汁昆布を入れ、約30分間放置。
中火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。削り節を加え、再び煮立ったら火を止め、1分放置してから茶濾しでこす。

 

2

写真をのせる

豆腐を4等分に切り、それぞれ全ての面に軽くなるとの塩をまぶして、まな板の上に15分放置。
重石なしで水切りする。

 

3

写真をのせる

よく混ぜ合わせた片栗粉と薄力粉を水気をキッチンペーパーで拭き取った豆腐の全面にまんべんなくつける。

 

4

写真をのせる

180℃に熱した揚げ油で、浮かんでくるまで揚げて、油を切っておく。

 

5

写真をのせる

小鍋に1の出汁とみりんを入れ中火にかけ、煮立ったら淡口醤油を入れる。
一旦火を止め、かき混ぜながら水溶き片栗粉を入れる。
中火にかけ、かき混ぜながらひと煮立ちさせる。

 

6

写真をのせる

器に豆腐を並べて、出汁をかける。
おろし生姜を盛り、薬味ネギを散らしたら出来上がり。

 

 

 

あとがき

崩れると、もう料理ではなくなる。木綿の方が崩れにくい。
豆腐に塩を振って下味をつけておく。
豆腐は1切れ50gが衣のカリカリ感と豆腐のしっとり感のバランスがいいと思います。