単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

お肉屋さんのコロッケは、なんで美味しいの? 挽肉入りポテトコロッケ♬

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チコちゃんに聞いた話だが、お肉屋さんがコロッケを売っている理由は、「洋食のコックさんがお肉屋さんに転職したから」らしい。

昔、洋食レストランのクリームコロッケは高級で庶民には手が届かないものだった。庶民も気軽に食べれるのコロッケを開発しようとしていたコックがいた。

2年という歳月をかけ、ついに挽肉とじゃがいもでコロッケの開発に成功した。しかし、働いていた洋食レストランが関東大震災で被災して職を失う。

それでもそのコックは諦めず、肉屋としてコツコツ働いて自分の店を出した。独立した自分の店で、漸く念願のコロッケを販売したという。

しかし、何故美味しいかという回答はない。

世間でよく言われているのは、「ラードで揚げてるから」だが、ほんのりした甘さとカリッとした揚がり具合がお好きな方は、ぜひラードで揚げて下さい。

後は挽肉だろう。肉屋の作業中に出る端肉もまとめてコロッケ用の挽肉にするので、店頭で販売している挽肉よりも、含まれている部位の種類が多いらしい。
それがより深みのある味になるとかならないとか。。。

 

 

 

 

ということでレシピです。

 

 

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調理時間
材料費 :300円前後

材 料 (3人分)
 
じゃがいも         450g
 屑野菜           適量
 なるとの塩         一つまみ
 ローリエ          
1
 バター           
5g
 玉ねぎ(みじん切り)    
1/2
 合いびき肉         
150g
 
S&B塩こしょう       少々
 ナツメグ          少々
 薄力粉           適量
 溶き卵           
1個分             
 パン粉           適量
 ラード(揚げ油)      適量
 とんかつソース       お好みで

作り方

1

 

電気圧力鍋にじゃがいも、なるとの塩、ちぎったローリエ、屑野菜(玉ねぎの皮、レタスの外葉、キャベツの芯)とかぶるくらいの水を入れる。
加圧10分でスイッチオン!

 

2

 

フライパンに中火でバターを溶かし、玉ねぎを炒める。
大さじ1くらいの水を足しながら炒めると早く炒められる。
3回くらい足しました。

 

3

 

玉ねぎが茶色く炒まったら、挽肉を投入。
一旦広げて、しっかり焼き目が付くまで放置。焼き目が付いたら挽肉と玉ねぎをザックリ混ぜ合わせて火から降ろしておく。

 

4

 

圧力鍋の圧が下がれば透かさず皮をむいて、やや粗めに潰しておく。

 

5

じゃがいもと挽肉を混ぜ合わせる。

 

6

 

今回は三等分(200g)の小判型に成形し、冷蔵庫で30分ほど休ませる。
普通の倍はあるかも。 

 

7 

 

 

コロッケの種に薄力粉を塗し付け、
溶き卵に潜らせる。
表面に卵液がしっかりついていれば、上の面を下向けにしてパン粉の上に置く。
指の跡で卵液が剥げてる部分に卵液を塗り付けてから、全体にパン粉を塗し付ける。

 

8

しっかり目にパン粉をつけておく。

 

9

 

フライパンを中火に熱し、ラードを過熱し160℃くらいになったらコロッケを投入。
きつね色になるまで、表裏を返しながらしっかり揚げる。

10

付け合わせを盛り付けた皿に、しっかり油を切ってから盛り付ける。

とんかつソースをかけて出来上がり。

 

 

おまけ

断面フェチな方がいらっしゃるので。。。

 

おまけ2  野菜ジュースのスープ

野菜ジュース300ml、水100ml、ウインナーソーセージ、キャベツ、キューブコンソメを煮込んで、キャベツがくたくたになったら出来上がり。

パセリのみじん切り、黒コショウを振っていただきました。

 

使った揚げ油のラードは、お湯洗いして保存しますが、それはまた別の記事で。。。