単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

『わりした』って何ですか? 関西風の我が家のすき焼き

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すき焼きは、日本独特の料理だが、その歴史は意外と浅く、明治に入ってから。
文明開化の波と伴に、庶民の間にも肉を食べる文化が一気に広がったと言われる。
発祥は、関東では横浜で広まった「牛鍋」がルーツ。
関西では京都で初めて「すき焼き」を提供するお店ができた。

そもそも、発祥の場所が違うのだからレシピも違う訳だ。
私のレシピは勿論。。。なので、関西風について語っていく。

「すき焼き」の名前の通り、関西では「焼き肉」に近い。関東の煮るイメージとは大きく異なる。
関西ではまず、牛肉以外の肉は使わない。牛脂で牛肉を焼くから「すき焼き」なのだ。
調味料も砂糖と醤油、後はせいぜい酒くらい。野菜の水分を上手に使えば酒はいらない。煮詰まって酒や水を使うのは残念としか思わない。

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

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調理時間:約20分
材料費 :500円前後

材 料 (1人分)
 上等な
牛ロース肉      200g
 牛脂(お肉屋さんで頂ける奴)1袋
 中ざら糖          適量
 白菜            適量
 菊菜(春菊というらしい)  適量
 椎茸            2枚
 えのき           1/4株
 九条ネギ(所謂、青ネギ)  2本
 玉ねぎ           1/2個
 焼豆腐(300g)         1/2丁
 結びしらたき        100g
 醤油、中ざら糖       適量
 卵             1個

作り方

1

写真をのせる

結びしらたきは、サッと湯に潜らせ水気を切っておく。 

 

2

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白菜と菊菜は5cm長さに切る。椎茸は軸を取っておく。えのきは食べやすいくらいに分けておく。九条ネギは4cm長さの斜め切り。玉ねぎ1cm幅の半月形切り。焼豆腐は1丁は6等分に切る。

 

3

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鉄鍋に牛脂と中ざら糖を熱して溶かす。

  

4

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牛肉を広げて焼き付ける。醤油を少々かけ、しっかり焼けたら一旦取り出す。

 

写真をのせる

水気の多い具材、白菜の芯、玉ねぎ、白菜の葉、しらたき、焼豆腐、を順に焼いていく。醤油と砂糖を適宜足しながら火を通し、九条ネギ、えのき、椎茸、菊菜を入れて火を通していく。
牛肉を戻し入れ、再度、醤油と砂糖を適宜足しながら火を通しながら味を見る。
煮詰まりそうなら火加減と、白菜追加で加減する。

にっちもさっちもいかなくなったら、酒を投入。

野菜に味が染みたら出来上がり。溶き卵に潜らせていただきます。

 

あとがき

酒や水を追加せずに食べきったら、「やったー!」と満足感一杯!!

 

 

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お肉、ドーンの写真を忘れてた。。。