冷蔵庫の余剰食材の救済レシピ☆基本の豚汁♬
雑誌「dancyu」編集長、植野広生の冠番組“日本一ふつうで美味しい 植野食堂”の気になるレシピ。次は第26弾の『のもと家』の「豚汁」だ。
関東一の「とんかつ」と名高い名店『のもと家』
言わずと知れたとんかつ専門店が提供する豚汁に魅かれる。
先ずは、いつもの基本の豚汁を作ってみる。
「豚汁」と「けんちん汁」はよく似た料理だが、「けんちん汁」は、鎌倉時代創建の建長寺が発祥といわれる。「けんちょうじの汁」が「けんちん汁」になったそうだ。もとは精進料理なので、鰹出汁、豚肉は使わない。
鰹と豚肉の出汁で煮る「豚汁」と、昆布と干し椎茸の出汁で煮る「けんちん汁」
そりゃやっぱり、豚バラいるでしょ?
ということで、レシピです。
調理時間:約15分
材料費 :500円前後
材 料 (6人分)
ごぼう(斜め薄切り) 1/2本
大根(いちょう切り) 20cm
にんじん(短冊切り) 1本
蒟蒻(短冊切り) 200g
豚バラ薄切り肉 200g
ごま油 大さじ1
水 1200ml
ほんだし 大さじ1
合わせ味噌 大さじ4
薬味ネギ(小口切り) 適量
七味唐辛子 少々
作り方
1
ごぼうは包丁の背で擦って皮を落として水洗いする。長さ3cm、厚さ3mmほどに斜め薄切りにする。
分量外の酢水にさらしておく。
2
大根とにんじんは皮を剥く。
大根は厚さ5mmのいちょう切り。
にんじんは長さ3cmの薄い短冊に切る。
3
蒟蒻は賞味期限まで、常温保存で長期間保存できるが、開封したら袋の中の水と一緒にタッパーに移して冷蔵保存すると1週間は保存できる。今回、使い残し分は保存しておきました。
4
使う分の蒟蒻は、長さ3cm、厚さ5mmの短冊に切る。
分量外のお湯で1分ほど茹でてざるに揚げておく。
5
豚肉は長さ3cmに切って、強火でごま油を熱したフライパンで、全体的に色が変わるまで炒める。
6
水を切ったごぼう、大根、にんじん、茹でた蒟蒻をフライパンに投入し、全体に脂がなじるまで炒めて、別の鍋に移し替える。
7
鍋に水とほんだしを投入し、強火で煮る。
煮立ってくるとアクが出るので、丁寧に取り除く。
8
アクが取れたら、弱火で蓋をして10分ほど、具材が柔らかくなるまで煮る。
9
具材が煮えたら、火を止めて、味噌を溶かし入れれば出来上がり。
器に盛り付け、薬味ネギを添えて、七味唐辛子を振って頂きます。
あとがき
今回は基本の豚汁です。ごま油で炒めてから煮ると美味しくなるので、このひと手間は外せません。
おろし生姜を入れたり、具材を変えたりと、気分次第で冷蔵庫の中身次第でアレンジ出来るので助かりますね。