ホントは関西風が一般的だったはず☆鶏の水炊き
「水炊き」の名は、材料を水だけで煮る調理法に由来する。出汁を使う場合も、醤油や塩などの調味料は加えないのが基本。
関西では、魚が具材になると「ちり鍋」と呼び、「水炊き」は鶏、豚が使われることが多い。文字通り出汁昆布と一緒に水から煮て、ポン酢で食べる。
昔から全国的に「水炊き」といえば、関西風の水炊きのことを意味していた。一方、博多風の鶏肉を水から煮て、しっかりした鶏出汁のスープの鍋を「博多水炊き」と呼んで区別していたが、最近「水炊き」と言えば、博多風の「水炊き」の方がメジャーになってきた気がする。
ということで、レシピです。
調理時間:約60分
材料費 :400円前後
材 料 (1人分)
~出汁~
水 500ml
出汁昆布 5g
~鶏団子~
鶏むね挽き肉 125g
なるとの塩 一つまみ
チューブ入りおろし生姜 1cm
人参の皮のみじん切り 適量
酒 小さじ1
長ネギ(みじん切り) 2cm
溶き卵 1/2個分
淡口醤油 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
~鍋の具材~
ほうれん草 2株
白菜 1/8玉
長ネギ 20cm
人参 3cm
鶏もも肉 150g
大根おろし 適量
ポン酢 適量
七味唐辛子 お好みで
~雑炊~
炊きたてごはん 1合分
なるとの塩 一つまみ
溶き卵 1個半
焼海苔(全型) 1枚
青ネギ 適量
作り方
1
普通の鍋に水、出汁昆布を入れて、1時間以上放置。
2
ほうれん草は、根元をよく洗って土や砂を洗い流して、暫く水に漬けておく。
3
鶏ひき肉になるとの塩を加えて、粘りが出るまで混ぜ合わせる。
鶏団子の残りの材料を全て加えてよく混ぜ。直径3cm位の団子状に形成する。
4
昆布出汁が1時間たったら、出汁昆布を取り出して土鍋の底に敷く。
ざく切りにした白菜を土鍋に詰める。
5
5~8cm位に切ったほうれん草、斜め切りした長ネギ、皮を剥いて8mm厚さの輪切りにした人参も土鍋に詰める。
人参の皮は鶏団子に使います。
6
鶏団子と鶏のもも肉も詰め込む。
7
昆布出汁を土鍋に注ぎ入れ、中火にかける。
8
煮立ってきたら極弱火にして、土鍋の蓋をしてコトコト煮る。
途中、鶏肉の上下を返してコトコト煮て、鶏肉に火が通れば、鶏の水炊きの出来上がり。
水気を軽く切った大根おろしとポン酢で頂きます。
私は七味唐辛子ふる派です。
9
締めは雑炊がお勧め。
焼海苔を細かく切る。卵は団子の使い残しと合わせて1個半、溶いておく。
10
水炊きの出汁を強火にかけ、なるとの塩と炊きたてご飯を投入。
煮立ってご飯がだしを吸って粘り始めると透かさず火を止める。
溶き卵を回し入れ、蓋をして30秒放置。
11
海苔と青ネギを散らせば、雑炊の出来上がり
あとがき
キャッチ画像、どのタイミングを使うか微妙
鍋は締めまで頂くと、ちょっと食べ過ぎになりますね(*^^)v
煮る時はコトコト弱火で煮込んでください。
煮立たせすぎると出汁が濁ります。
透き通った上品なお出汁が、関西風の真骨頂ですから。。。