単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

千切り大根の浅漬け♬ 大阪漬けって言うんだって!

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今週のお題「ごはんのお供」

現在は単身赴任で関東在住だが、実家は大阪、京都にもほど近い北摂地域にある。
漬物と言えば、千枚漬け、しば漬け、すぐき、柚子大根。「京つけもの西利」のお漬物は、京都に行ったら必ず買って帰る特別のお漬物だ。

子供の頃、決して裕福とは言えなかった我が家で、お袋がよく作っていたのが「大阪漬け」だ。「きざみ」とも言ってかもしれないが、大根と大根の葉っぱを刻んで、塩を振って浅漬けにしただけのもの。

昔、大阪城の築城工事を取り仕切っていた、忙しい工事係の武士の家で漬けられたのが始まりだと言う。

子供の頃は、捨ててしまいがちな大根の葉っぱを使っているのが貧乏くさくて嫌だったが、少ない家計で遣り繰りしていた母の姿が懐かしい。

昨今は、大根も1/2本とか、1/3本とかで売っている。一人暮らしで、大根を丸1本買うのは覚悟がいるが、葉っぱがきれいな大根を見つけたら、ついつい買ってしまう。

「ごはんのお供」と呼ぶには、いつも冷蔵庫に常備されているわけではないが、ちょっと心が ”酸っぱい” 感じがする「大阪漬け」を紹介したい。

 

と言う訳でレシピです。

 

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調理時間:10分(漬け込み時間は除く)
材料費 :100円以下

材 料 (4人分)
 大根の葉と茎(緑のとこ) 5cm
 大根の上の方       5cm
 なるとの塩        小さじ1
 醤油           お好みで
 七味唐辛子        お好みで

作り方

1

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今回使った部分です。

 

2

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葉と茎の部分は小口にみじん切りする。
大根は厚めに皮を剥き、千切りにする。

 

3

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2をビニール袋に入れ、塩を振り入れてよく揉み込む。

 

4

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いつものダイソーさんで購入した、漬け物器で漬けます。バネの力で重しをした状態になります。
冷蔵庫へ入れて、半日置いたら出来上がり。

 

5

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食べる時に水気を絞って、醤油を垂らし七味唐辛子を振って頂きます。
塩加減は確認して下さいね。塩気が強すぎる場合はサッと水洗いしてください。

 

 

あとがき

「大根やかぶを刻み、葉茎もともに塩漬けにしたもので数時間から一晩程度で食べられる浅漬けの一種。大阪地域でよく作られることからこの名がある」とされる。大阪以外の地域での呼び名なんだろう、子供の頃から聞いたことなかった。

白と緑の色合いも綺麗なので、ぜひ葉っぱも使ってください。
塩は粗塩がいいと思いますが、精製塩でもできます。
半日以上置かなくても、15分くらいでも食べれます。