ハートカクテル『もうフォークは投げない』のタバスコ入りトマトジュース
物語の主人公は、昔は速球派の先発で鳴らしたプロ野球の投手。
今は、変化球フォークボールを操る技巧派のリリーフを務める。
本当は、昔のようにストレートで勝負したいと嘆いている。
今日の登板は、同期のエースの200勝がかかっている。
5対4、8回表、ワンアウト2,3塁、のワンポイントリリーフ。
初球から全てストレートで真っ向勝負。
2ボール、2ストライクからファウルで粘られ、バッターもタイミングが合ってきた。
ずっと愚痴を聞いてくれている、これまた同期のキャッチャーのサインに、大きく頷いて投じたボールは、ホームベース手前でストンと落ちた。
翌朝いつものようにランニングから戻って飲む「タバスコ入りトマトジュース」の横に、昨夜の同期のエースの200勝達成を報じる新聞記事。
「ハートカクテル」を読んでたのは1984年頃だろうか?
かれこれ35年経った今も「タバスコ入りトマトジュース」は、私の定番だ。
jet90.hatenablog.com 「ハートカクテル」については、『ジェシーの店』の記事で詳しく紹介しています。
ということで、レシピ?
調理時間:5分
材料費 :100円以下
材 料 (1人分)
トマトジュース(無塩) 300ml
なるとの塩 3g
タバスコ 5~6滴
作り方
1
昔のトマトジュースって結構しょっぱかったよね。
取り敢えず、塩分1%にしました。
冷蔵庫でよく冷やしたグラスにタバスコを5~6滴たらして、なるとの塩を加えて、よく冷やしたトマトジュースを注ぎ入れ、マドラーでよくかき混ぜれば出来上がり。
あとがき
他にも定番になったものは数多い
①オーデコロンは「4711ポーチュガル」(風待ち)
②コーヒーは「ハワイコナ」(オールドハワイ・コナ)
③「ペリエで作るスプリツァー」(木馬が歌った日)
④Tシャツは「白いヘインズ」(84-夏)
⑤オフに着るスーツなら「ラルフローレンのリネン」(クールランチタイム)
⑥時計は「タグ・ホイヤー」(カモメが連れてきたカノジョ③)
⑦カクテルなら「ソルティードッグ」(ごく限られた地方に降る雪)
等々。。。
アルコールは物語には付きもので、ほぼ毎回登場する。
ビールならバドワイザー、ハイネケン、カールスバーグ、レーベンブロイにクアーズは「ジェシーの店」の看板にもなっている。
ウイスキーもジャックダニエルにカティーサーク、角瓶。。。
アルコールが苦手の私だから、「ソルティードッグ」や「スプリツァー」くらいしか飲めないんだが。。。
車の趣味は少々合わなかった。ミニクーパーにビートル、カルマンギア、シトロエンCV2、ルノー・カトル、フィアット・チンクエチェント等々。。。
小型欧州車が多かった。