精いっぱいの自分なりの ロールキャベツで勘弁!
これまで、雑誌「dancyu」編集長、植野広生の冠番組“日本一ふつうで美味しい 植野食堂”の気になるレシピを自分のレシピと作り比べてきた。
昨日のレシピが『鳥藤』の「からあげ」番組、第13弾だ。ここに来て、番組に登場するお店のただならぬ”ふつうのこと”に力量の差を思い知らされる。
第14弾は、『あん梅』の「鮭塩焼き」だが、生鮭を塩水に漬けてから天日で干す。自家製の「干物鮭 」を炭火で焼くという。
気になるレシピというよりは、諦めのレシピという感は否めない。
第15弾の『アカシア』の「ロールキャベツ」も手に負えなさそう。
ラードと薄力粉で作るシチューソースがかかっている。牛乳も生クリームも使っていないシチューソースが気になるが、今日は、精いっぱいの自分なりの「ロールキャベツ」を作ってみる。
我が家のロールキャベツは、コンソメ仕立てで、ケチャップ後がけです。
ということで、レシピです。
調理時間:約1時間
材料費 :400円前後(2人分)
材 料 (2人分)
キャベツの外側の葉(大) 4枚
合い挽き肉 250g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
サラダ油(玉ねぎ炒め用) 小さじ1
卵 1個
パン粉 大さじ4
S&B塩こしょう 少々
コンソメキューブ 1個
ローリエ 1枚
なるとの塩 少々
黒胡椒 少々
水 600ml
ベーコン 2枚分
ケチャップ お好みで
作り方
1
キャベツ1玉から外側の葉を外す。芯の付け根の葉脈に切り目を入れ、1番外側の葉の先端とその下の葉の間に蛇口から水を注ぐと、葉と葉の間を水が押し広げて剥がしやすくなる。
2
剥がした葉を纏めてビニール袋に入れて。電子レンジ600Wで3分加熱。葉脈の太いところを削いでおくと巻きやすい。
削いだ葉脈はみじん切りにして肉だねに混ぜる。
3
玉ねぎはみじん切りにして、サラダ油を引いたフライパンで茶色く色づくまで炒める。
炒め初めに水(分量外の小さじ1くらい)を足してやると、火通りが早くなります。
4
ボウルで、合い挽き肉、卵、パン粉、S&B塩こしょう、と粗熱を取って冷ました3の玉ねぎを粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
5
キャベツの葉を内側を上にして広げ、4の肉だねの1/4量を俵型にしたものを置く。
歯の根元を肉だねに被せてしっかり巻き始める。(俵型が細くなるイメージ。あくまでイメージです。)
6
一巻きしたら左右の葉を内側へ折りたたむ。(俵型が太くなるイメージ。あくまでイメージです。)
7
巻き終わりは爪楊枝で押えておく。
8
巻き終わりを下にして鍋に並べる。
隙間なく入る大きさの鍋が理想です。(画像は隙間多すぎですが。。。)
9
鍋に水、コンソメキューブ、なるとの塩、黒胡椒、ローリエ、4cm位に切ったベーコンを入れて火にかける。
沸騰したら弱火にして30分蓋をして煮る。
10
皿に盛り付けて乾燥パセリを振って出来上がり。
ケチャップはお好みで。。。
あとがき
1980年、関西ローカルで活躍していたロックバンド「誰がカバやねん ロックンロールショー」のセカンドアルバムの3曲目「ロックンロールキャベツ」を思い出す。
バンド名は当時の吉本新喜劇の原哲男のギャグ「誰がカバやねん」に由来する。
ロールキャベツのハードルが高くなるのは、キャベツの葉の剥がし方かもしれない。1玉丸ごと茹でたら剥がしやすいけど、残った内側のキャベツ、どうすんの?って感じです。
手順1にコツを書いてますけど、冬場のこの時期の奴はちょっと手強いですね。