ご当地グルメ☆地域の特色?高崎市式オランダコロッケ♬
先日、業務都合で同じ支社内の群馬支店に行った。道路事情は問題ないが、片道2時間かかる。同じ北関東ではあるが、あらためてエリアの広さを感じた。
文学者の内村鑑三は上州人を正直で剛毅朴訥の至誠の人と評している。上毛かるたにも詠われる「雷と空風 義理人情」という札。上州人の気質は、雷やからっ風などの激しい気象条件によって形成されたものであると説明している。
関西人の私からしてもなるほどと思う。
私の場合、群馬県(上州)と聞けば「かかあ天下とからっ風」「上州新田郡三日月村の木枯し紋次郎」「秋名峠こと榛名峠の『頭文字D』」を思い浮かべる。
名峰榛名山を望む群馬県最大の都市は高崎市、この地のご当地グルメといえば、「オランダコロッケ」だが、業務都合で食することは叶わず。
ならば自宅で。。。
と言うことで、レシピです。
調理時間:40分
材料費 :400円(4人分)
材 料 (4人分)
じゃがいも(5個) 550g
S&B塩こしょう 小さじ1
薄切りベーコン 3枚
たまねぎ(みじん切り) 1/2個
砂糖 大さじ1
パセリのみじん切り 大さじ1
ピザチーズ 80g
薄力粉(バッター液) 大さじ3
水(バッター液) 大さじ3
マヨネーズ(バッター液) 大さじ1
薄力粉 適量
サラダ油(揚げ油) 適量
ベビーリーフ 適量
トマト(1/8のくし切り) 適量
作り方
1
じゃがいもをきれいに洗って皮付きのまま電気圧力鍋に入れ、分量外の被るくらいの水で、加圧4分でスイッチON!
圧が下がれば蓋を開けて、熱いうちに皮を剥いてマッシュしておく。
2
潰したじゃがいもにS&B塩こしょうを振って粗熱を取っておく。
3
薄切りベーコン3枚を5mm角のみじん切りにする。
4
フライパンにベーコンを入れて中強火にかけて炒める。
5
ベーコンから脂が出てきたら、玉ねぎを投入。
6
玉ねぎにしっかり色付くまで炒めたら火から下ろす。
7
じゃがいもに砂糖と加え、6のベーコン玉ねぎを合わせてよく混ぜ合わせる。
8
パセリのみじん切りを加えてよく混ぜ合わせる。
コロッケの種が完成。
9
コロッケの種を8等分(80g)に分け、薄く広げて伸ばし、ピザチーズ10gづつを置いて種で包み込んで、やや細長目の俵型に成型する。
この形が「高崎式」
10
ボウルに、バッター液用の薄力粉、水、マヨネーズを入れてよく混ぜ合わせる。
11
コロッケの種に薄力粉を塗し付け、バッター液に潜らせたらパン粉を塗し付ける。
パン粉は大きめのボウルにたっぷり入れて、フライパンを煽る様につけると付けやすい。
パン粉を付けたら冷蔵庫で15分程寝かしておくと破裂しにくくなります。
12
170度に熱したサラダ油にコロッケを投入。きつね色に揚げ色がつけばOK!
しっかり油を切っておく。
13
ベビーリーフとトマトを盛った皿にコロッケを置けば出来上がり。
ソース無しでも美味しく頂けそうですが、関西人の私はとんかつソースかな?
切って断面が見える画像にしました。
あとがき
オランダコロッケの由来は、2000年に高崎市制100周年と日本オランダ国交400周年を記念して「オランダフェスタIN高崎」が開催され、高崎市内の食肉関連企業が協賛して作られたそうです。
現在も高崎市内の二つの精肉店「まつしま精肉店」と「平井精肉店」で販売されています。
今回は2013年、2014年ともにコロッケグランプリバラエティー部門で金賞を受賞した「平井精肉店」のオランダコロッケに寄せています。
パセリを使うのが「平井式」一方、「まつしま式」は大葉を使います。