金目鯛の一夜干し♬ 干物界では金メダル級だが、開き干しをただ焼くだけ~
関東では、煮付け用の魚として古くから食されてきたが、近年、全国的に高級魚として認知されるようになった金目鯛の干物が、25㎝と小ぶりながらも380円で出ていた。
金目鯛の近種に「ナンヨウキンメ」「フウセンキンメ」があるが、味は金目鯛よりやや劣り、市場価格も低い。切身で販売される際には「金目鯛」と表示されていることもあるので注意が必要だ。「ナンヨウキンメ」は、体高が高く平べったく、見分けがつきやすいが、「フウセンキンメ」は鼻孔が大きいが、干物や切り身になったら見分けはちょっと難しい。
この一夜干しって、もしかして ふうせん?
ということでレシピです。
風船は、空気が抜けんようにちゃんと、封せんとあかん!
調理時間:約15分
材料費 :400円前後
材 料 (1人分)
金目鯛の一夜干し 1尾
酒 小さじ1
みりん 小さじ1
サラダ油 少々
大根おろし 適量
醤油 適量
作り方
1
金目鯛の一夜干しは、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
魚焼きグリルの網にサラダ油を塗り、弱火で予熱しておく。
2
金目鯛の皮目に酒・みりんを混ぜたものを刷毛で塗り付ける。
魚焼きグリルが温まったら、金目鯛の頭を奥に、皮目を下にして魚焼きグリルの網に置く。
「川は皮から 海は身から」と、先人のいいつけを守りましょう。
身の側にも、酒・みりんを混ぜたものを刷毛で塗り付け、強火にして焼く。(魚焼きグリルは片面焼き、過熱防止機能付きタイプ)
3
身の側が焼けたら皮目を上にして焼く。
4
両面がしっかり焼けたら皿に移し、染めおろしを添えれば出来上がり。
「金目鯛の一夜干し朝定食」です。
朝はだいたい、鰺の開きか鰯の丸干しやから、贅沢ですな~(^^;)
おまけ
出汁巻き卵に添えてあるのが、菜の花のからし和え
調理時間:約5分
材料費 :100円前後
材料(2人前)
菜の花 100g
水 大さじ1
白だし 大さじ1
淡口醬油 小さじ1
練りからし 小さじ1
鰹の削り節 適量
作り方
1
買ってきた菜の花は暫く冷水に放っておき、5cm長さに切る。
耐熱ボウルに菜の花、水を入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱する。
2
別のボウルに白だし、淡口醬油、練りからしを混ぜ合わせておく。
3
菜の花に合わせ調味料を加えてよく和える。
4
お皿に盛り付け、鰹の削り節をかければ出来上がり。