「大将、きつねちょうだい!」って注文する☆きつねうどん♬
関西では、きつねと言えば「きつねうどん」
蕎麦も、ラーメンもない!
関東ではお揚げさんの載った蕎麦を「きつね蕎麦」と呼ぶ。関西で「たぬき」と呼んでるやつね。逆に関東で「たぬき」は天かすが載ったやつ。関西では「ハイカラ」って言うやつね。
ややこしいわ!
マルちゃん(東洋水産:本社東京)の「緑のたぬき」は、天そば。関西向けにうどん出汁を調整したものも発売されているが、そもそも名前がねぇ~
どん兵衛(日清:本社大阪1958年と東京1988年)には「たぬき」はない!
関西には、お稲荷さん同様、きつねうどん用のお揚げさんがある。
12㎝四方の正方形のやつ。うどん鉢の全面を覆いつくすような存在感だが、当然のようにこちら北関東では手に入らないので、長方形を2枚使いする。
ということでレシピです。
調理時間:約1時間
材料費 :200円前後
材 料 (1人分)
水(アサヒ おいしい水) 500ml
出汁昆布 6g
煮干し(頭と腹ワタ除く) 6g
鰹の削り節(薄削り) 12g
薄揚げ(できれば正方形) 1枚
砂糖 大さじ1
淡口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
淡口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
なるとの塩 小さじ1/2
うどん 1玉
青ネギ たっぷり
作り方
1
水は軟水がいいので、アサヒ おいしい水を採用しました。
勿論、水道水でもOK!
出汁の原料は、水に対して4~5%です。
鍋に水と出汁昆布と煮干しを入れて、火をつけずに30分ほど放置。
2
鍋を火にかけて煮立たせる。沸騰直前に出汁昆布だけ取り出す。
鰹の削り節を投入して中火で5分煮立たせる。あくが出たら取っておく。
3
煮干しと鰹の削り節をざるで濾す。濾した出汁を再度目の細かい茶こしで濾す。
更に、目の細かい茶漉しで漉しておく。
4
合わせ出汁の完成。
5
油揚げは、熱湯で2分ほど茹でて油抜きをする。
ザルに揚げて、しっかり水気を絞る。
6
合わせ出汁から75mlを別鍋に取り、砂糖、みりん、淡口醬油を加えて煮立たせる。
7
薄揚げを15分ほど、落し蓋をして静かに煮て、そのまま冷ましておく。
8
別の鍋に分量外の湯を沸かし、うどんを投入。好みの茹で加減まで茹でたらザルに揚げる。この時に丼をゆで汁で温めるといいね。
9
残りの合わせ出汁に、淡口醤油、みりん、砂糖、なるとの塩を入れひと煮立ちしたらうどん出汁の完成。
10
鉢にうどんを入れ、うどん出汁を注ぎ入れる。
温めたきつね揚げをうどんの上に載せる。
11
煮汁がほぼ無くなってます。
自分で言うのもなんですが、絶妙の煮汁加減!
12
小口に切った青ネギをあしらえば出来上がり。
あとがき
たかがきつねうどんに時間かけ過ぎですかね?