単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

「大将、きつねちょうだい!」って注文する☆きつねうどん♬

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関西では、きつねと言えば「きつねうどん」
蕎麦も、ラーメンもない!

関東ではお揚げさんの載った蕎麦を「きつね蕎麦」と呼ぶ。関西で「たぬき」と呼んでるやつね。逆に関東で「たぬき」は天かすが載ったやつ。関西では「ハイカラ」って言うやつね。

ややこしいわ!

マルちゃん(東洋水産:本社東京)の「緑のたぬき」は、天そば。関西向けにうどん出汁を調整したものも発売されているが、そもそも名前がねぇ~

どん兵衛(日清:本社大阪1958年と東京1988年)には「たぬき」はない!

関西には、お稲荷さん同様、きつねうどん用のお揚げさんがある。
12㎝四方の正方形のやつ。うどん鉢の全面を覆いつくすような存在感だが、当然のようにこちら北関東では手に入らないので、長方形を2枚使いする。

 

 

 

ということでレシピです。

 

 

 

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調理時間:約1時間
材料費 :200円前後

材 料 (1人分)
 
水(アサヒ おいしい水) 500ml
 出汁昆布         6g
 煮干し(頭と腹ワタ除く) 6g
 鰹の削り節(薄削り)   12g

 薄揚げ(できれば正方形) 1枚
 砂糖           大さじ1
 淡口醤油         大さじ1
 みりん          大さじ1/2

 淡口醤油         大さじ1
 みりん          大さじ1/2
 砂糖           小さじ1
 なるとの塩        小さじ1/2

 うどん          1玉
 青ネギ          たっぷり

作り方

1

 

水は軟水がいいので、アサヒ おいしい水を採用しました。
勿論、水道水でもOK!
出汁の原料は、水に対して4~5%です。
鍋に水と出汁昆布と煮干しを入れて、火をつけずに30分ほど放置。

 

2

 

鍋を火にかけて煮立たせる。沸騰直前に出汁昆布だけ取り出す。
鰹の削り節を投入して中火で5分煮立たせる。あくが出たら取っておく。

 

3

 

煮干しと鰹の削り節をざるで濾す。濾した出汁を再度目の細かい茶こしで濾す。
更に、目の細かい茶漉しで漉しておく。

 

4

合わせ出汁の完成。

 

5

 

油揚げは、熱湯で2分ほど茹でて油抜きをする。
ザルに揚げて、しっかり水気を絞る。

 

6

 

合わせ出汁から75mlを別鍋に取り、砂糖、みりん、淡口醬油を加えて煮立たせる。

 

7

 

薄揚げを15分ほど、落し蓋をして静かに煮て、そのまま冷ましておく。

 

8

 

別の鍋に分量外の湯を沸かし、うどんを投入。好みの茹で加減まで茹でたらザルに揚げる。この時に丼をゆで汁で温めるといいね。

 

9

写真をのせる

残りの合わせ出汁に、淡口醤油、みりん、砂糖、なるとの塩を入れひと煮立ちしたらうどん出汁の完成。

 

10

 

鉢にうどんを入れ、うどん出汁を注ぎ入れる。
温めたきつね揚げをうどんの上に載せる。

 

11

  

煮汁がほぼ無くなってます。
自分で言うのもなんですが、絶妙の煮汁加減!

 

12

小口に切った青ネギをあしらえば出来上がり。

 

あとがき

たかがきつねうどんに時間かけ過ぎですかね?