日本一ふつうで美味しい「植野食堂」のもつ煮込み
前回投稿した「植野食堂」のレシピは第35弾目! 今回も順番無視するので、判らなくなってた人は、お品書きでご確認を。。。
今回の第43弾目!「鳥勝」のもつ煮込み。
関西では当たり前の牛もつの煮込み。北関東に赴任してきて、牛の白もつはスーパーでほとんど見かけない。豚の白もつはよく見かけるのに。。。
関東では豚のホルモンが一般的で、牛のホルモンは「牛モツ」と呼ばれているが、関西では豚のホルモンは普通食べない。所謂、食肉文化の東西問題だ。
東西問題の背景には、農耕用の家畜が東西で異なっていたことが理由とされている。関東では馬を、関西では牛を主に利用していた。
中世の日本では仏教の教えから、動物の肉を食べることはタブーとされていたが、明治時代以降、海外の食肉文化が浸透し、農作業ができなくなった家畜の肉を食べるようになったことに端を発する。
関西では牛を食べたが、関東の馬は食肉に向かなかったことから、豚を食べたと言われている。
関西在住の頃は食べたことなかった豚もつの煮込みは、
今回、スーパーに牛の白もつが並んでいたので
ということでレシピです。
気合い入れていくぞ!
もつ! (押忍!)
調理時間:約15分
材料費 :100円前後
材 料 (1人分)
牛白もつ(シマ腸) 200g
玉ねぎ 100g
こんにゃく(あく抜き済み) 70g
水 200ml
にんにく 1片
赤みそ 20g
うまみ調味料 小さじ1
長ネギ 5㎝
作り方
1
こんにゃくを約1.5cm角に切る。
にんにくを薄くスライス。
玉ねぎを1cmの厚さに切る。
牛の白もつは、分量外の水で茹でこぼししておく。
2
「鳥勝」さんの白もつは丸腸ですが、今回は仕方なく。。。
鍋に水、こんにゃく、にんにく、玉ねぎ、白もつを入れる。
蓋をして、中火で2時間煮込む。
焦げつかないように時々かき混ぜ、水が少なくなったら分量外の水を足す。
3
うまみ調味料(ハイミー)と赤味噌(白味噌と八丁味噌を半々)を入れ、よくかき混ぜる。
火を止めて常温で冷ましておく。
4
浮いてきた脂を取り除き、完全に冷めても白い脂肪の塊がなくなっていればOK!
5
食べる時に火にかけ、味を調整(濃かったら水を足す)。
長ネギの小口切りを天盛りすれば出来上がり。
あとがき
うま味調味料って、昔は「化学調味料」って言ってましたよね。
もう何十年も使ったことなかったけどまだ売ってました。もう、業務用しかないのかと。。。
味の素、ハイミー、いの一番ともに健在でした。
週末、またチーズケーキを焼いてしまった。
食べかけのチーズケーキを躊躇なく載せますが、
真っ当な料理ブログです。多分。。。