あなたは、大学芋or中華ポテト?
大学芋は皆さんご存じの通り、 油で揚げたサツマイモに糖蜜を絡めた料理、というよりお菓子・スイーツだが、今日も我社の社員食堂で小耳に挟んだ情報。
こちら(北関東)に赴任して一番驚いたのが、大学芋をご飯のおかずとして食すことがあるという。特に、サツマイモの生産量日本一の茨城県の食文化らしい。
大学芋の謂れは諸説あり、大正末期の東京神田で大学生の間で流行した説。昭和初期の不況下で学生が学費を稼ぐために売っていた説。東京大学赤門前の三河屋が発祥説。
どれももっともらしいが、これといった決め手はない。
そもそも関西では、大学芋もあるにはあるのだが、中華ポテトの方がメジャー。
大阪府守口市に本社を持つ白ハト食品工業が1975年に店頭販売を開始し、中華料理店やデパ地下でも販売されている。
何より「551の蓬莱」では豚まんに次ぐ人気商品だ。
大学芋とよく似ているが、中華ポテトは油で糖蜜を煮る工程でサツマイモも一緒に揚げている。水を使っていないので濃い糖蜜がサツマイモに絡まって、表面はカリカリの飴状になる。皮を剥いてから作ることが多く、砂糖も上白糖を使って黄色く仕上がっている。
我が家流の中華ポテトは、皮つき、色濃い目に仕上げる。
ということでレシピです。
いくら甘党でも、おかずには せえへんなぁ~
調理時間:約30分
材料費 :100円前後
材 料 (1人分)
サツマイモ 300g
サラダ油 大さじ3
上白糖 大さじ2
中ザラ糖 大さじ1
黒糖 大さじ1
黒煎り胡麻 小さじ1/2
作り方
1
サツマイモは良く洗って乱切りにし、10分ほど水に漬けてアク抜きする。
2
フライパンにサラダ油、上白糖、中ザラ糖、黒糖を入れる。
3
ザルに上げて水気を切ったサツマイモをキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取り、フライパンに投入したら、中火にかける。
4
沸々してきたら弱火にして蓋をかけて揚げ煮していく。
途中上下を返しながら、竹串がすっと通るまで加熱する。
最後は強火にし、糖蜜を絡めるように煮詰める。
5
ザルに上げて油を切り、熱いうちに器に盛り付ける。
残った油は熱いうちに濾せば、普通の揚げ物に再利用できます。
6
黒ゴマをフライパンで乾煎りし、サツマイモに振りかければ出来上がり。
あとがき
関西ではこれが、大学芋ですね。
中華ポテトなら、こちら。。。
判るかな~?、判んねぇだろな~?