豚バラ軟骨と大根の醤油煮☆中華風or台湾風?
皆さん、豚バラ軟骨を召し上がったことはありますか?
じっくり煮込むとコラーゲンがトロトロで美味しくなる。部位はロースと豚バラの上に乗っかっている肋骨の先の部分だ。100gで100円以下という、お財布にも優しい食材だが、下茹でも含めて多少、手がかかるのが「玉に瑕!」
アイツは仕事ができて、そのうえイケメン。文句なしのいいヤツなんだが、酒が飲めないのが 「玉に瑕」だ。
言われたことないけど。。。
どこをどう見ても長所ばかりだが、ほんの少し些細なことだが欠点がある場合に使われる言葉が「たまにきず」
中国の故事で「たとえ豹の毛皮の外套でも,斑が雑然としていたのでは,狐の毛皮の外套の純粋な毛色のものには及ばない。 白璧 (白い環状の玉) でも瑕 (きず) があれば,宝石とは呼べない」 これが、 「玉に瑕」 という言葉の語源。
玉に瑕を「偶にきず」と誤る部下がいた。「毎回成果を出してる課長も1度位は失敗するでしょ?偶にきずですね。」または、自分の昇格試験の身上書、いわゆる自己アピールに「~というところが玉に瑕です。」と自分に対して使う輩もいる。
「玉」も「瑕」も間違ってはいないのだが、添削するのも苦労する。
ということでレシピです。
調理時間:約2時間
材料費 :400円 前後
材 料 (2人分)
大根 4㎝
豚バラ軟骨 300g
長ネギの青いとこ 10㎝
生姜のスライス 2枚
中ザラ糖 大さじ1
水 500ml
味覇 5g
酒 大さじ3/2
醤油 大さじ3/2
五香粉 小さじ1
ほうれん草 適量
白髪ねぎ 適量
作り方
1
大根は2cm厚さの輪切りにし、厚めに皮を剥いて面取り、十字に隠し包丁を入れておく。
鍋に分量外の被るくらいの水と一緒に入れて中火にかけ煮立てば弱火で30分ほど煮る。
2
竹串がすっーと通るくらいになれば引き上げ、水につけておく。
3
大根を下茹でした鍋に長ネギの青いとこと生姜を加え、豚バラ軟骨を中火で下茹でする。
4
アクが出るので丁寧に取り除き、弱火にして15分ほど下茹でする。
5
電気圧力鍋に中ザラ糖を入れて加熱。
鍋を傾け回しながら全部が溶けてカラメル状になるまで我慢。
へらで混ぜたりしないでね。
6
豚バラ軟骨をキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってから圧力鍋に投入。
鍋の中で転がしてカラメルをまとわせる。
7
水、味覇、酒、醤油、大根を加えて加圧15分でスイッチON!
8
圧が下がれば蓋を開けて五香紛を加え、落し蓋をして煮詰める。
9
煮汁が1/4程になったら、豚バラ軟骨と大根にかけながら更に煮詰める。
1/5程になったらスイッチを切る。
器に盛り付け、下茹でしたほうれん草と白髪ねぎをあしらえば出来上がり
あとがき
大根も染み染み、軟骨までポリポリ頂けます。
出し汁、酒、淡口醤油で厚揚げと水菜のお吸い物を添えました。
七味唐辛子を振って食べるのが好き(*^^*)