今夜はお家でお寿司屋気分♬ 茶碗蒸し
結婚前、「梅田で映画見てから大丸のレストラン街の築地玉寿司で食事」も定番のデートコースの一つ。
子供ができてからは、回転寿司しか行ってない。
先日、次男坊に「お寿司、奢ってもろたー。回転寿司、ちゃうでぇ」って言ってた妻の好きな茶碗蒸し。
寿司屋に行くと妻は必ず茶碗蒸しを注文する。のどが渇くし、体が冷えるかららしい。
寿司屋の「お品書き」では茶碗蒸しは「汁物」にカテゴリーされている。
今ではスプーンで食べる茶碗蒸も、食事用の匙とかが無かった時代は、箸で掻き混ぜて飲んでいた。
現在、日本料理のマナー本にも混ぜて食べて良しとされているし、器に口をつけて食しても良しと書かれてる。
ということでレシピです。
調理時間:約30分
材料費 :300円前後
材 料 (1人分)
卵 1個
水出しの鰹と昆布の合わせ出汁 150ml
鶏もも肉(1.5cm角) 30g
なるとの塩(鶏肉の下味用) 少々
干し椎茸(戻してスライス) 1枚
三つ葉(3cm長さ) 2本
なるとの塩 一つまみ
作り方
1
前日に、鰹の削り節5g、出汁昆布5g、水500mlを水筒に入れて冷蔵庫で保管。
一晩置いたら、鰹と昆布の合わせ出しが取れる。
水は軟水がいいので、今回もアサヒの美味しい水です。
2
鶏肉の水気ををキッチンペーパーで拭き取り、分量外の熱湯をかけ、霜降りする。
塩を振って5分ほど置く。
3
計量カップに卵を割り入れて、容量を計る。
今回は、50ml
4
卵はボウルに移して菜箸で卵白のコシを切るように、泡立てないようによくほぐす。
卵液に空気が入ると「す」が入る原因になります。
ボウルに出汁と塩を入れ、泡立てないように混ぜる。
煮出した出汁を使う場合は冷ましてください。水出しなら便利ね(*^^)v
干し椎茸も前日から戻しておく。
みりん、醤油を使うと水分量が増えるので、今回は粗塩のみで味付けします。
5
鶏もも肉、戻した干し椎茸を器に入れる。
飾り用の椎茸を1つ残しておく。
6
卵液の4/5を茶漉しで濾して器に流し入れる。
そっとね!
泡ができたらスプーンで取り除く。
蒸気や水分が茶碗蒸しに入らないように、アルミホイルで蓋をする。
6
分量外の水200mlを火にかけ沸騰したら、器を鍋の中央に置く。鍋の蓋をして強火で3分、弱火で約6分蒸す。
7
火を止めて器を取り出し、火の入り加減を確認する。
アルミホイルを外して器を傾け、表面が固まっていればOK!
残りの卵液を注いで、殻をむいて背ワタを取ったエビ、戻した干し椎茸、三つ葉を載せて、アルミホイルで蓋をする。
再度、器を鍋の中央に置いて鍋の蓋をして弱火で約6分蒸す。
8
火を止めて器を取り出し、火の入り加減を確認する。
アルミホイルを外して器を傾け、汁が透き通っていたら出来上がり。
あとがき
卵とだしの黄金比は1:3
卵液に対して、具材は1/5量まで。
今回、薄味なので鶏肉は霜降りする。
卵液の泡は厳禁!スプーンで取り除く。
70〜80℃程度の温度で蒸せたらプルプルになる。
今回は、卵液を2回に分けて蒸しました。折角の海老が沈んで見えなくなるんでね(*^^)v