今夜はお家で立ち飲み屋気分♬ 牛すじ肉のどて焼
大阪「新世界ジャンジャン横丁」名物と言えば、串かつ?
いえいえ、串に刺した「牛すじのどて焼」がホントの名物だ。勿論、串カツも「新世界」の屋台発祥だが、高度経済成長期にキタの梅田界隈のオフィス街で働くサラリーマンの憩いの場となった立飲屋で広まったのが串カツ。
キタとミナミの立飲み文化は、それぞれ「串カツ」と「どて焼」に代表されると思う。新世界でどて焼よりも串カツが有名になったのは、某TV番組がきっかけかもしれない。
全国各地で一般的な「どて焼」のレシピには、すじと蒟蒻を煮込んだレシピも多いが、「どて焼」と「どて煮」を混同している場合が多い。
「どて焼」は、串に差した牛すじを鉄板で焼いてから、牛すじの出汁と味噌だれを焼き絡めるものをいう。基本的には牛すじのみで、蒟蒻やモツは使わない。
「どて煮」は、牛すじを蒟蒻、大根、モツなどを 鰹出汁と味噌だれで煮込むものをいう。
「どて」とは、鉄板に味噌を丸く堤防状に置いた中で牛すじを焼いたことから付いた名前。
今日は、新世界の『のんきや』を参考に白味噌仕立ての「どて焼」に挑戦する。牛すじ出汁と砂糖、みりんでじっくり焼き絡めたトロトロをどうぞ。
ということで、レシピです。
調理時間:約15分
材料費 :300円前後
材 料 (1人分)
牛すじ肉(下処理済み)150g
焼豆腐(1パック) 300g
生姜(みじん切り) 1片
鷹の爪(輪切り) 1本
薬味ネギ 適量
七味唐辛子 お好みで
★酒 大さじ1
★砂糖 大さじ2
★みりん 大さじ1
★醤油 大さじ1
★白味噌 大さじ1
牛すじの茹で汁 適量
作り方
1
牛すじを1.5cm角に切って串3本に差す。
2
フライパンで牛すじ串を焼き目がつくまで中火で焼く。
3
酒、生姜、鷹の爪を加えてアルコールを飛ばす。
4
砂糖、みりん、醤油を加えて牛すじに絡める。
すき焼きっぽい?
5
煮立ってきたら、火を止める。
6
左の白味噌を使います。右の赤味噌(八丁味噌)を使えば名古屋風?
7
弱火で焼き付けながら味噌を溶かす。
8
とろみがつき過ぎれば、牛すじの茹で汁で調整する。
最期に2~3分煮絡めて火を止める。
9
皿に並べて、
10
薬味ネギをふり、七味唐辛子をふれば出来上がり。
あとがき
甘~い味噌だれでお酒が進みます。
勿論、ご飯も進みます。(私だけ?)
牛すじ残ってるので、「すじコンのどて煮」も作ってみよっかな?