単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

昭和レトロの喫茶店の定番、スパゲティナポリタン

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 「スパゲティナポリタン」と言えば昔、”きん” ばあちゃんに連れられて入った喫茶店で、初めて見るタバスコをかけ過ぎて、我慢しながら食べたのを思い出す。
子供の頃、うちでは母もよく作ってくれた。ナポリタンをおかずに、ご飯と一緒に食べてたなぁ。

雑誌「dancyu」編集長、植野広生の冠番組“日本一ふつうで美味しい 植野食堂”の第3弾は、さぼうるの「ナポリタン」だ。
番組を見て、私のレシピとほぼ変わらないことに正直驚いた。

ナポリタン」は、所謂本来のパスタが日本に入ってくる前から存在したメニューだ。
戦後まもない頃、横浜の「ホテルニューグランド」が発祥。
進駐軍が持ち込んだ大量の「スパゲティ」と「ケチャップ」で、「うどん」に慣れ親しんだ日本人の嗜好に合うように発案されたらしい。

なので、麺は敢えて”コシ”をなくして作っていく。

ナポリタン」は、パスタじゃなくって、日本食です!

 

ということで、レシピです。

 

f:id:jet90:20201025173527j:plain調理時間:1時間以上
材料費 :100円以下

材 料 (1人分)
 スパゲッティ(1.7mm)  100g
 ★ウインナソーセージ
   (1cmの斜め切り)  4本
 ★玉ねぎ
   (厚めのくし切り)  1/4個
 ★ピーマン
   (5mm幅の輪切り)    1/2個
 ★マッシュルーム
   (縦薄切り)     50g
 サラダ油         大さじ1
 トマトケチャップ     50g
 ウースターソース     小さじ1/2
 S&B塩こしょう      少々
 バター          5g
 酒            大さじ1
 水            500ml
 塩            5g

作り方

1

写真をのせる

今回も、100均のパスタボイルタッパーを使います。水と1%の塩は基本通り。
茹で上がると流水で洗って水を切り、サラダ油小さじ1を回しかけて、タッパーに入れ冷蔵庫で半日以上寝かせる。

「さぼうる」は半日も寝かさないみたい。 

 

2

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★の具材は、材料欄のとおり切り揃えておく。

 

3

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フライパンにバターを熱し、2を炒める。しんなりしたら、ケチャップを投入して炒める。水分が飛び、鍋肌が赤くなったらウスターソースを加えひと混ぜする。

「さぼうる」は、マーガリンで具材を炒めます。
ケチャップとナポリタンソースは炒めずに、パスタと絡めてます。
仕上げに白ワインを少量加えます。

 

4

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スパゲティを投入し、焼きそばを炒めるが如く、ソースを絡めながら炒めていく。
酒、S&B塩こしょうを加えて調整して出来上がり。

 

あとがき

デュラムセモリナ100%じゃない、安物のスパゲティが好きになったのは、母の作ったナポリタンのせいかもしれない。

今回も、100均のパスタボイルタッパーを使いますが、皆さんは基本の茹で方でどうぞ。

 

おいしくなるコツ

ナポリタンは日本食です。決してパスタではありません。

①アルデンテは忘れて、ボイルオーバーに
②スパゲッティは茹でて、水で洗って冷蔵庫で寝かす
③ケチャップを炒めてから麺を投入する
④スパゲティもしっかり炒める

くれぐれも、ナポリタンは日本食です。