干焼鶏丁?中華のエビチリ風☆鶏もも肉のチリソース煮♬
また一つ、大阪の老舗の灯が消えた。
大阪・ミナミの道頓堀は、関西人の魂の街なんじゃないかと思う。
大袈裟で、ゴテゴテしていて、ちょっと古臭くて滑稽だけど、温かくって懐かしい。
カニ、フグ、動くちんどん人形。この街以外では、絶対あり得へん、ユニークな看板の数々。強烈な個性を放つ看板は、いまや世界に誇る大阪の顔だ。
「くいだおれ太郎」「づぼらやのちょうちんフグ」「かに道楽の動くカニ」。
カニは、大阪だけじゃなく関東へも展開したが。。。
1949年に創業開店した老舗飲食店「大阪名物くいだおれ」は、2008年に閉店した。
今年2020年、新型コロナウイルスの影響でフグ料理の老舗「づぼらや」が閉店とのニュースが流れる。
1920年新世界に本店をオープン、1957年には道頓堀店にも巨大「ちょうちんフグ」が登場した。
現在も営業を続けているのは、最後に開店した「かに道楽」それでも1962年開業の老舗である。
関西でフグ料理といえば「てっちり」てっぽうのちり鍋だが、ふぐを 当たると死ぬという掛詞から「てっぽう」と言い換えた。ちり鍋は、魚の身がチリチリと縮む様からその名がついた付いた鍋料理で、淡白な薄味の出汁、カニ、鶏や豚肉も具材とすることもある。
子供の頃は、「エビチリ」と聞いて、エビのちり鍋かと思ってた。当然「鶏チリ」と聞けば、鶏のちり鍋をイメージする。
ということで、レシピです。
調理時間:15分
材料費 :250円前後
材 料 (1人分)
鶏もも肉 160g
水 200ml
なるとの塩 小さじ1/2
青梗菜 1株
S&B塩こしょう 少々
薄力粉 小さじ2
サラダ油 大さじ2
卵 1個分
なるとの塩 一つまみ
☆水 50ml
☆トマトケチャップ 大さじ1
☆豆板醤 大さじ1
☆唐がらしみそ 小さじ1/2
☆酢 大さじ1/2
☆砂糖 大さじ1/2
☆片栗粉 小さじ1/2
作り方
1
鶏もも肉の余分な脂と皮、軟骨や筋を取り除く。
今回は、出汁を取るのに使います。
2
小鍋に鶏皮などと水を入れ、中強火で煮立たせてアクを取る。
3
軸を落とした青梗菜を中火で1分程煮る。
4
青梗菜はザルにとっておか揚げしておく。
5
鶏もも肉はキッチンペーパーで水気を拭き取り、大きめのひと口大に切ってS&B塩こしょうを振っておく。
6
ビニール袋に薄力粉と鶏もも肉を入れてよく振って塗し付けておく。
7
ボウルに卵を割り入れ、なるとの塩を加えてよく溶いておく。
スパチェラを使うと溶きやすい。
8
フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、中強火で熱したら、溶き卵を流し入れて大きくかき混ぜてふんわり火を通す。
9
卵を溶いたボウルに取り出しておく。
10
☆の材料を全て別のボウルに入れてよく混ぜて合わせ調味料にしておく。
11
空いたフライパンにサラダ油大さじ1を入れて、中強火で鶏もも肉の皮目を下にして並べる。
12
しっかり焼き目がつくまで焼けたら、ひっくり返して焼き目を付けて焼く。
13
しっかり焼けたら、ボウルに取り出しておく。
14
空いたフライパンに、再度かき混ぜた合わせ調味料を流し入れ、手早くかき混ぜながら中火にかける。
鶏もも肉を戻し入れ、チリソースを纏わせる。
15
適度にとろみがついたら火を止める。
16
卵も戻し入れ、卵を切るようにして混ぜ合わせる。
17
皿に青梗菜を敷いて、鶏もも肉を盛り付ければ出来上がり。
あとがき
中華の定番、「エビチリ」よりずっと簡単!
「エビチリ」の記事って、公開してたっけ?