単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も12年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

うちの豚玉は、ばあちゃん秘伝の壱銭焼きが基本!

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今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

当然、私の「ばあちゃん」は2人いるわけだが、一人は「磯野フネ」さん、もう一人は「寺内きん」さんタイプ。今はもう二人ともいないのだが。。。

母方のばあちゃんが、長寿アニメで御馴染み「サザエさん」のお母さん「磯野フネ」さんタイプ、和裁教室で講師をやってた。当然、いつも着物に割烹着姿だった。上品で料理上手。じいちゃんも、ばあちゃんも呉服屋の御曹司とお嬢やったらしい。

父方のばあちゃんが、寺内貫太郎一家の「寺内きん」さん、岡山からの「家出娘」で、大阪のcafeで女中(今だと、キャバ嬢?)をしていて、店のコック(じいちゃん)と略奪婚らしい。じいちゃんは、父が結婚する前に亡くなった。かなり年上やったみたいだ。
ばあちゃんは、いつもお洒落で、お茶目で、可愛い人だったが、料理は??
いつも、焦がした鍋を磨いてた気がする。。。

今日の主役は、きんばあちゃん。

昭和30年頃、ばあちゃんは駄菓子屋で子供相手に壱銭焼きを焼いてた。私が物心ついた頃には廃業してたけど、我が家の食卓は古い業務用の鉄板付きのテーブルやった。小学生の頃の土曜の昼飯はいつも、ばあちゃんの豚玉と新喜劇やった。

子供の頃、うちのお好み焼きはちょっと違うなと思ってた。ばあちゃんから作り方を習った妻もよく作ってくれた。

妻に「コツを教えて」と頼んだことがある。
「おばあちゃんに聞いたら?」と、妻。
ばあちゃんは、もう亡くなってるし。。。

うちの豚玉の第一伝承者にはかないませんがレシピ通りに作るとそこそこいけます。

 

ということで、レシピです。

 

 

 

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調理時間:約15分
材料費 :300円前後 

材 料 (1人分)
 ☆小麦粉          30g
 ☆水            80ml
 ☆ほんだし         小さじ1/2
 ☆卵            1/2個
 ☆鰹の削粉         小さじ1/2
 サラダ油          適量
 キャベツ(ぜったい寒玉)  80g
 天かす           大さじ1
 干しエビ          小さじ1/2
 長ネギ(青いとこ)     2つまみ
 竹輪            1/2本
 紅ショウガ         1つまみ
 豚バラ薄切り肉       40g
 ★とんかつソース      大さじ1
 ★ウスターソース      大さじ1
 ★マヨネーズ        大さじ1
 ★青海苔粉         1つまみ
 ★花かつお         適量

作り方

1

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今回も、いつものダイソーさんで購入した、天かす・青海苔粉を使います。どちらも100円です。

 

2

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☆生地の材料をすべてボウルに入れてよく混ぜ合わせる。
結構、シャバシャバの生地です。

 

3

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フライパンにサラダ油を引いてよく温め、2の生地をレードルで1杯分、クレープのように広げて焼く。生地の上にキャベツを盛って、食材を載せていく。最後に豚バラ肉を広げて乗せる。

 

4

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豚バラ肉の上から、レードル1杯分の生地をかける。

 

5

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裏面が程よく焼けたらひっくり返して、更に焼く。

 

6

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表面も程よく焼けたら
事前に混ぜ合わせた★のとんかつソース、ウスターソース、マヨネーズを塗って、青海苔粉、花かつおを振って、皿に盛り付け出来上がり。

 

 

あとがき

関西人は、お好み焼きを”おかず”にご飯を食べると思われがちです。

否定はしません。お店で「お好み焼き定食」があったりしますから。でも、お好み焼きは、͡鉄板で焼きながら食べるので、箸に持ち替える必要のあるご飯はあまり食べません。
どちらかと言えば、「焼きそば定食」の方が一般的な気がします。

ところで、鉄板の上でお好み焼きを切りながら口に運ぶ、あのステンレスのアレ、皆さんは何て呼びます?

「コテ」?「テコ」?「ヘラ」?