アルゼンチン赤エビを食い尽くす☆パスタアメリケーヌ
お題スロット回したら、「こんなん 出ました」
私のレシピのイメージは、”豚バラ”と”アルゼンチン赤エビ”と言ってくれた tinamona さんにお届けしましょう。
確かに、関西人のくせに豚肉(それも豚バラ)レシピが多い。安いお肉でもそれなりに手をかけると美味しい料理になってくれるから、作り甲斐がある。100gで200円以下でないと絶対買わない。国産豚肉でなくても十分だ。
牛肉は、ある程度の出費を覚悟する必要がある。国産と輸入牛肉は雲泥の差があるし、黒毛和牛、ブランド牛とくれば、100gで1000円を超える。高い素材を揃え、いざ料理するとなってもテンションが上がらないこともしばしば。だから、お安い「中落ちカルビ」や「面構えの良い輸入ステーキ肉」に出会った時くらいしか牛肉は買わない。
そろそろエビに話を移そう。
生食も出来る「アルゼンチン赤エビ」、何といってもお安い。有頭でこの価格って他のエビじゃあり得ない。身はショボいが、海老のレシピにはアルゼンチン赤エビを使うことが多い。何といっても頭が旨い。エビの頭と殻で仕上げたソースは、アメリケーヌ(アメリカン)ソースと言う。フランス料理の代表的なソースだ。
フレンチのシェフが友人のアメリカ人に有り合わせの食材(海老)を使って、思い付きで作ったのが始まりとされる、アメリケーヌをパスタソース用に作ってみる。
と言うことで、レシピです。
調理時間:約30分
材料費 :500円前後
材 料 (1人分)
~アメリケーヌソース~
アルゼンチン赤海老の頭と殻 4尾分
オリーブオイル 大さじ1
アーリーレッド 1/4個 40g
人参 1/3本 40g
ニンニク 1片
白ワイン 150ml
缶詰トマトの水煮 150g
ローリエ 1/2枚
なるとの塩 二つまみ
黒胡椒 少々
生クリーム 30ml
~パスタ~
アルゼンチン赤海老の身 4尾
なるとの塩 少々
黒胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ1/2
スパゲッティ(1.7mm) 100g
水 500ml
塩 小さじ1
パセリのみじん切り 少々
作り方
1
キッチンバサミを、海老の殻の頭と胴の境目に入れて、頭を切り落とす。
2
切り口から尾の先端に向かって殻の背中側をキッチンバサミで切り開く。尾を持って、殻から身を引き出して外しておく。
背ワタは取っておく。
3
人参はよく洗って皮付きのまま、みじん切り。
ニンニク、アーリーレッドも、みじんに切る。
4
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火にかけ香りが立つまで炒める。
5
海老の頭と殻を加え中火にしてしっかり焼き目が付くまで炒める。
6
白ワインを回し入れアルコールを飛ばす。
アーリーレッド、人参を加えて、3~4分炒める。
7
トマトの水煮、ローリエを加えて煮込む。
へらでエビの頭を圧し潰して味噌を搾り出して旨味を引き出す。
8
水分が半分くらいに煮詰まったら、ザルで濾す。
9
ザルに残った具材をへらで押さえつけて、ソースをしっかり搾り出す。
搾ったソースは、”じゃりつく”ので、目の細かい裏ごし器などで濾した方がいいです。
10
抽出したソースの味を見て、なるとの塩、黒胡椒をして味を調える。
生クリームを加えて、とろみがつくまで煮詰める。
11
いつものパスタボイルタッパーに水、塩、スパゲッティを入れて、電子レンジ600Wで10分加熱。
パスタボイルタッパーは、ダイソーで購入しました。
12
10のソースを温めて、パスタボウルに流し入れる。
13
フライパンにオリーブオイルを引いて、塩と黒胡椒を振った海老の身をソテーする。
白ワインを振り入れ、アルコール分を飛ばして生食用(刺身用)なので、中心が温まる程度火を入れる。
14
ボイルしたスパゲッティは、確り湯切りして、パスタボウルに盛り付ける。
ソテーしたエビを盛り付け、パセリのみじん切りを振りかければ出来きあがり。
あとがき
頭と殻を強火で、しっかり焼き色がつくまで炒める。
頭をしっかり押し潰して煮込む。
面倒ですが殻や香味野菜は濾して取り除く。