単身赴任の独り言 in the jet君'S Kitchen

地元大阪に、愛する妻と二人の息子を残して単身赴任も10年目。基本は、拙い料理のレシピの覚書です。Kitchenでの作業中に一人呟く、料理にまつわるあれこれ、日常の何気ない事、愛する妻とのやり取りや、昔の思い出など「うだ話」も公開してます。

夏野菜の代表選手! 茄子の揚げびたし♬

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私の地元、大阪では茄子を「なすび」と呼ぶ。単身赴任先の関東では「なす」で、「なすび」とは言わない。
正月二日に見る初夢で縁起が良いと言われる「一富士(いちふじ) 二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)」で、確かに「なすび」と呼んでいる。更に、西暦918年編纂、日本最古の漢和薬名辞書「本草和名」に「奈須比」と記載がある。やはり本来は「なすび」が正しいのであろう。
しかし、大阪でも京野菜の賀茂茄子は「かもなす」、同じく「みずなす」「ながなす」「まるなす」「せんりょうなす」と品種名のなすには「び」を付けない。
日本語って面白いね。

「うだ話」が意外と早く終わったので、初夢について。
縁起の良いものの順番がなぜ「一富士、二鷹、三茄子」なのか?諸説あるが、
①富士山は「不死」、鷹は「高い」、茄子は「成す」と言う、言葉遊び。
徳川家康のお膝元、駿河国にある高いもの順。富士山、愛鷹山、初物の茄子の価格。
徳川家康の好きなもの順。富士山、鷹狩り、初物の茄子。
④これは、私が子供の頃に祖父に教えてもらって以来、ずっとそうなんだと思っていた説で、祖父の話以外では聞いたことがないのだが、「有名な仇討ちの順」
富士(1193年 曽我兄弟の仇討ち場所が富士の裾野)、鷹(1701年 忠臣蔵赤穂義士の討ち入り。主君浅野家の家紋が、丸に違い鷹の羽)、茄子(1634年 鍵屋の辻の決闘、36人切りの荒木又衛門の家紋が茄子かどうか不明だが、「伊賀で仇成す(ナス)又右エ門」と当時の民衆は、実現困難な”仇討ちの成功”を自らの念願成就に重ねて思いを託したのだろう。

④は如何にも時代劇好きの爺ちゃんらしい話で、眉唾ものではあるが。。。

 

と言うことで、レシピです。

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 調理時間:約10分
材料費 :300円前後

材 料 (3人分)
 
茄子(小)        3本
 大根おろし        100g
 おろし生姜        30g
 大葉(千切り)      2枚
 サラダ油(揚げ油)    適量
 水            150g
 鰹の削り節        6g
 淡口醤油         大さじ2
 みりん          大さじ1

作り方

1

写真をのせる

生姜と大根はすりおろし、大葉は千切りにする。

 

2

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つゆが薄くなるので、大根おろしをザルに取り、水気を切っておく。

 

3

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小鍋に水を入れ、沸騰したら火を止めて、鰹の削り節を投入し、そのまま5分ほど放置。

 

4

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鰹の削り節を茶漉しなどで濾して取り除き、淡口醤油、みりんを加えておく。

 

5

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揚げ油を火にかけたら、茄子のヘタを落として縦半分に切り、皮目に斜めに浅く2~3㎜間隔で切り込みを入れ、長さを半分に切っておく。

 

6

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180℃に熱した揚げ油に、茄子の皮目を下にして投入。(皮の色が鮮やかになる)
皮目側を1分、裏返して1分ほど揚げると、茄子にほぼ火が通るので取り出して油を切っておく。
4のつゆもひと煮立ちさせる。

 

7

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器に揚げた茄子、大根おろし、おろし生姜、大葉の千切りを盛り付ける。
大根おろし、おろし生姜は軽く水気を切って盛り付ける。

 

8

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最後に、熱々のつゆを注ぎ入れれば出来上がり。

 

あとがき

茄子は揚げる直前に切れば、水に晒さなくてもOK!
茄子を揚げるときは、温度が下がると「べチャッ」とするので、高温を維持して揚げてください。
茄子に切り込みを入れると味染みが良くなります。
出来上がり直後よりもしばらく放置して粗熱が取れてからの方が美味しく頂けます。

 

夏野菜と言えば茄子。「麻婆茄子」「ラザニア」は子供の頃なかった。「茄子の炊いたん」「焼き茄子」は、大好物とは言えなかった。大人になって茄子の美味しさに気づいた。

近頃のお子様も茄子嫌いは多いと言う。「麻婆茄子」「ラザニア」も食べてるのに何故だろうと思う。妻に言わせれば私の口も「お子様」らしいのだが。。。

今回はつゆも薄味で、薬味で茄子の美味しさを引き立たせる。「口がお子様」方ごめんなさい。